猪名川町議会 > 2016-03-08 >
平成28年総務文教常任委員会( 3月 8日)

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  1. 猪名川町議会 2016-03-08
    平成28年総務文教常任委員会( 3月 8日)


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    平成28年総務文教常任委員会( 3月 8日)                 総務文教常任委員会                          平成28年3月8日午前10時00分                                本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第 4号 平成28年度猪名川町一般会計予算  議案第 8号 平成28年度猪名川町農業共済特別会計予算  議案第 9号 平成28年度猪名川町奨学金特別会計予算  議案第19号 猪名川町行政不服審査会条例の制定について  議案第20号 猪名川町行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定         について  議案第21号 職員の退職管理に関する条例の制定について  議案第25号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正         について  議案第26号 非常勤の嘱託職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について  議案第27号 職員等の旅費に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一         部改正について
     議案第28号 猪名川町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について  議案第29号 非常勤の職員の公務災害補償に関する条例の一部改正について 〇出席委員  委 員 長   宮 東 豊 一  副委員長    加 藤 郁 子  委    員  池 上 哲 男      委    員  久 保 宗 一  委    員  阪 本 ひろ子      委    員  肥 爪 勝 幸  委    員  福 井 澄 榮      委    員  山 田 京 子 〇欠席委員  な  し 〇説明のため委員会に出席した者  町長       福 田 長 治      副町長       宮 脇   修  教育長      中 西 正 治      企画総務部長    真 田 保 典  企画財政課長   和 泉 輝 夫      企画財政課主幹   小 山 泰 司  総務課長     岩 谷 智賀子      総務課参事兼危機管理室長                                  倉   成 功  総務課主幹    澤   宜 伸      総務課主幹     藤 本 英 樹  地域振興部長   橋 本 佳 之      産業観光課長    藪 内 勝 美  産業観光課主幹  春 名 恵 介      産業観光課副主幹  桝 田 壽 香  教育部長     土 井   裕      教育振興課長    曽 野 光 司  教育振興課参事社会教育室図書館長兼    教育振興課参事社会教育室文化体育館長  公民館長     平 瀬 正 夫                西 川 公 己  教育振興課参事給食センター所長           日 下   宏      教育振興課参事   平 尾 麻 子  教育振興課主幹  井ノ上 利 昭      学校教育課長    石 上 勝 久  学校教育課副主幹 坂ノ上 哲 也 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長     松 原 弘 和      課長        山 中 清 治  主幹       福 田   隆                午前10時00分 開議 ○宮東委員長  皆さん、おはようございます。  それでは、先日に引き続き総務文教常任委員会を開会いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりでありますので、ご了承ください。  それでは、教育委員会所管部分のうち、歳入についての説明を求めます。 ○土井教育部長  おはようございます。  それでは、教育委員会に係ります歳入部分についてご説明を申し上げます。  予算説明書14、15ページをお開きください。14、15ページでございます。13款使用料及び手数料、1項1目、予算額1,481万7,000円。1節の総務管理使用料でございますが、説明欄の教育振興課、行政財産使用料6万4,000円、これにつきましては、学校及び給食センター等教育施設内の電柱占用に係る使用料でございます。  1項6目の教育使用料、予算額2,611万8,000円でございます。1節の小学校使用料60万円、同2節の中学校使用料3万5,000円につきましては、学校施設使用料を見込んでおります。3節の幼稚園使用料922万1,000円につきましては、説明欄の幼稚園の保育料781万9,000円で、4歳、5歳児の181人に係る保育料で、園児数の減少及び保育料の改定等で前年から487万1,000円の減でございます。2行目の通園バス使用料140万2,000円で60名分を見込んでおります。4節の社会教育使用料1,623万2,000円につきましては、説明欄の文化体育館等使用料1,246万9,000円で自主事業収入及び貸し館事業に係る使用料を見込んでおるものでございます。2行目の公民館使用料348万円につきましては、中央公民館及び日生公民館の使用料でございます。次の16、17ページをお開きください。説明欄の最上段、ふるさと館使用料24万円、静思館使用料4万3,000円を見込むものでございます。  14款の国庫支出金であります。ページは18、19ページをお開きください。2項5目教育費国庫補助金、予算額2,119万5,000円で、主なものとしまして、1節小学校費補助金372万4,000円。説明欄の2行目でございます、理科振興備品整備事業補助金309万1,000円で、これは理科実験等に係る備品購入に対して国2分の1の補助金でございます。2節の中学校費補助金298万7,000円の主なものとしまして、次のページ、20、21ページをお開きください。説明欄の最上段でございますが、理科振興備品整備事業費補助金272万2,000円で、小学校と同様、理科授業に係る備品購入として計上するもので、国2分の1の補助金でございます。4節の社会教育費補助金1,300万円につきましては、今回、国史跡指定となりました多田銀銅山に係ります補助金で、1つ目は埋蔵文化財緊急調査補助金として100万円。埋蔵文化財包蔵地図の改正や、国史跡指定の区域内の範囲確認調査として実施をいたします。2つ目は、地域の特色ある埋蔵文化財活用事業補助金100万円でございます。これは遺跡調査結果の公開活用事業として実施をいたします。3つ目は、歴史活き活き史跡等総合活用整備事業補助金1,000万円で、平成26年度の台風及び集中豪雨により崩壊しました代官所跡石垣の災害復旧事業として実施をするものでございます。4つ目は、史跡等保存活用計画等策定事業補助金100万円で、平成28年から2カ年かけまして策定を行います多田銀銅山遺跡保存活用計画策定費用としてそれぞれ事業2分の1を国から補助を得るものでございます。  15款の県支出金でございます。2項7目の教育費補助金、予算額1,238万5,000円。24、25ページをお開きください。24、25ページでございます。県支出金の2項7目教育費補助金でございます。予算額1,238万5,000円、1節教育総務費補助金63万2,000円でございます。学校支援地域本部事業補助金で、地域全体の学校教育を支援するため、学校支援ボランティアの人材登録を願い、さまざまな知識、技能を持った方々に学習支援をしていただく事業として県から補助を受けるものでございます。2節の小学校費補助金375万3,000円でございますが、説明欄にありますとおり、小学校体験活動事業費補助金自然学校推進事業補助金でございます。事業内容としては、町内6校の小学校5年生の自然学校及び3年生の環境体験に実施する補助金でございます。3節の中学校費補助金150万円につきましては、トライやる・ウイークの実施事業補助金で、対象は中学校2年生を対象にしたものでございます。4節の社会教育費補助金650万円で、国庫補助金の説明をいたしました多田銀銅山遺跡文化財保存整備費、この4つの事業に係ります県の随伴補助として4分の1の補助金をそれぞれ入れるものでございます。  3項1目総務費委託金、予算額6,167万4,000円のうち、4節統計調査費委託金69万9,000円で、所管部分としましては次のページ、26、27ページをお開きいただき、説明欄の教育統計調査費委託金2万4,000円でございます。  3項5目の教育費委託金、予算額208万6,000円、1節教育総務費委託金で、放課後補充学習推進事業委託金として、放課後に学力に課題のある児童生徒に対し学習サポーターを派遣し補習授業を行う事業として、県から委託を受けるものでございます。対象校は猪名川小学校、楊津、大島、猪名川中学校の4校でございます。  16款財産収入でございます。1項1目1節の土地建物貸付収入2,264万2,000円のうち、次のページ、28、29ページをお開きください。説明欄の上段でございます。教育振興課分としまして、教職員住宅貸付収入で入居家賃収入658万5,000円を見込んでいるものでございます。21戸中16戸分を見込んでおります。その下の行政財産貸付収入134万8,000円は、教育各施設内に設置しております自動販売機設置料として収入するものでございます。  17款の寄附金でございます。1項3目教育費寄附金、これは科目設置でございます。  次に、30、31ページをお開きください。20款の諸収入、4項4目2節の雑入でございます。予算額1億2,329万6,000円のうち、教育委員会に係るものにつきましては34、35ページをお開きください。説明欄の最下段、教育振興課、主なものとしまして生涯学習カレッジ利用者負担金25万円でございます。昨年度まで2コースで実施をしておりましたから、新年度から1コースと見直して実施する受講料でございます。次に、36、37ページをお開きください。説明欄の上段から2行目、施設備品等使用料266万円は、施設の業務委託に伴う施設備品の使用料収入でございます。その下、太陽光発電売電料105万7,000円で、昨年の70万9,000円より約35万円増ということで、主に給食センターが95万円、その他は小・中学校及び悠久の館分の太陽光売電料でございます。その下の公民館講座受講料45万円につきましては、パソコン講座の受講料として15名20回分を計上しておるところでございます。次に、学校教育課分としまして、日本スポーツ振興センター掛金個人負担金152万円は、幼・小・中学校児童生徒3,419人分の個人掛金2分の1の負担金収入でございます。  以上で教育委員会に係ります歳入部分の説明とさせていただきます。 ○宮東委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山田委員  おはようございます。  15ページの、済みません、下のほうの文化体育館使用料なんですが、自主事業の分と貸館業務の分ということで、内訳をお願いします。 ○西川教育振興課参事社会教育室文化体育館長  自主事業の分につきましては890万6,150円でございます。それと、あと施設使用料のほうは356万3,000円でございます。  以上です。 ○山田委員  ありがとうございます。  自主事業の分なんですけれども、新年度はどのような内容を計画されているのかということと、この890万円くらいというのはどういったもとで、根拠というんですかね、されたのか、確認させてください。 ○西川教育振興課参事社会教育室文化体育館長  平成28年度の自主事業につきましては、合計しますと1,619万3,000円でございます。それで55%の収入を毎年見込んでおりまして、その1,619万3,000円に55%を掛けさせていただいたのが890万6,150円でございます。  それと、最初に質問がございましたけども、やはり子どもから高齢者まで楽しんでいただくような事業、昨年と同様に6事業を予定しております。  以上です。 ○山田委員  55%ということなんですけれども、これは金額ベースだったらこういう金額になると思うんですが、総席数のうちの55%埋まるという見込みではないということでしょうか。何か割引とかあると思うんで、金額ベースでははっきりとした席数とかというのは出てこないと思うんですけれども、おおむね55%ぐらい平均して埋まるだろうということで考えておられるのか、どういうことで55%というのが決まるんでしょうか。 ○西川教育振興課参事社会教育室文化体育館長  55%といいますのは、やはり町民の方にサービス提供をさせていただかなければいけない。また、町のほうはこれによって利益を得るというふうなことで文化体育館としましては自主事業は行っておりません。あくまでも住民の方に楽しんでいただくというふうなことでの55%。要は投資をして、半分ぐらいはやはり収入として見込んだ結果がこのような形でございます。  以上です。 ○山田委員  決して、何も利益を上げなければいけないという意味ではないんですけれども、席が埋まってこそ住民サービス、住民の意識と近いというところにあると思うんですけれども、席数が55%埋まればいいということではなくて、埋まってこそサービスが行き届いているというふうに考えますので、たくさんの方に来ていただけるように啓発とかしていただきたいと思います。 ○宮東委員長  答弁はよろしいですか。 ○山田委員  はい。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○福井委員  21ページの教育振興課の2つ目、地域の特色ある埋蔵文化財活用事業費補助金100万円補助をいただいてるわけですけども、公開活用ということなんですが、どういうふうなことに使われるのか。歳出でも伺ったらいいんですが、この100万円でどのようにしていこうとされてるのか、お伺いします。 ○平尾教育振興課参事  失礼します。昨年度の実績からまずちょっと、この活用事業を使わせていただいた昨年度の実績としましては、企画展と、あとは体験学習会ですね。あと国史跡指定のシンポジウム、ウオークラリー、あと講演会、今回の多田銀銅山遺跡の調査成果報告ということで講演会、あと体験学習会を今年度は実施いたしました。  来年度につきましても企画展、これ3年目になるんですけど、この公開活用事業を活用いたしまして企画展を実施させていただく予定としておりまして、あとことしに引き続きまして体験学習会、あとまた講演会等々実施させていただこうと思っております。 ○宮東委員長  あと細かいのは、また歳出でよろしいですか。 ○福井委員  そうします。 ○宮東委員長  はい、お願いします。  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、教育委員会所管部分のうち歳入についての質疑は終結をいたします。  担当職員の入れかえをお願いします。  次に、教育委員会教育振興課の関係部分についての説明を求めます。 ○曽野教育振興課長  失礼します。それでは、教育振興課に係ります歳出についてご説明をさせていただきます。  予算説明書のほう、ページ78、79ページをお開き願います。78ページ、79ページでございます。2款5項4目教育統計調査費でございます。本年度予算額2万5,000円ということで、毎年5月1日を基準日とします学校基本調査に係ります普通旅費、消耗品、こういったものを計上しているものでございます。  次に、ページのほう少し大きく飛ぶんですけども、176、177ページをお開き願います。176ページ、177ページになります。一番下段になります。9款1項1目教育委員会費、予算額286万3,000円でございます。説明欄に、教育委員会事務費ということでございます。教育委員会の定例会、臨時会、また教育委員の活動の支援等、こういった事務局の関係の経費ということになってございます。主な内容としまして、1節の報酬128万円、これにつきましては次のページをお願いします。178、179ページになりますけども、教育委員4名分に係ります報酬ということで、本年度から教育委員長の職というものがなくなってございますので、こちらに4名分を計上しているものでございます。10節交際費30万円につきましては、前年度から10万円の増額ということになってございます。昨年4月からの教育委員会制度の変更によりまして教育長が特別職となっております。こういった関係から、近隣市町との連携等の回数の増加、こういったことによりまして、次年度10万円の増額をさせていただいているものでございます。13節委託料43万2,000円につきましては、議事録作成業務委託料ということで、定例の教育委員会12回、また臨時会1回分ということで予定をしているものでございます。  次に、2目事務局費、本年度予算額4億3,165万2,000円でございます。次のページ、180、181ページをお願いします。事務局事務費947万円につきましては、事務局の管理経費ということになってるものでございます。主な内容としまして、8節報償費の報償金28万8,000円でございます。これにつきましては、町内の幼稚園、小学校、中学校の将来的なあり方につきまして、教育のあり方ということも含めまして、規模、配置、こういったことの検討を行うための検討委員会を立ち上げることとしてございます。その委員報償金として、対象者12名分で3回分ということで計上しているものでございます。11節需用費の印刷製本費85万円につきましては、教育委員会報「教育の駅いながわ」の年3回の発行、また、教育要覧の印刷経費、こういったものでございます。13節の委託料でございます。このうち施設管理委託料230万8,000円につきましては、町内学校園で廃棄処分が必要となったアナログテレビ、こういったものの産業廃棄物、これに係ります処分費ということで計上しているもございます。18節備品購入費315万4,000円につきましては、施設備品費15万4,000円ですけども、これは幼稚園児の送迎に係りますジュニアシート8台分の購入を行うものでございます。また、その下の自動車購入費300万円につきましては、現行の教育長車、これがもう約10万キロということで非常に老朽化もしているといったことから、今回更新を予定をしているものでございます。  次に、また少しページが飛びまして186、187ページをお願いします。上段ですけども、特別支援教育就学奨励費1,351万2,000円でございます。主には19節の負担金補助及び交付金1,343万6,000円で、内容としましては川西養護学校への負担金でございます。本町と川西市の児童生徒との割合の案分ということで負担金が決まるものでございまして、新年度には本町から全体27人のうち3名の通学を予定をしているものでございます。  項目のほう1つ飛びまして、教職員住宅維持管理費220万4,000円につきましては、若葉地内の教職員住宅の管理経費でございまして、現在16世帯が入居中でございます。新年度、平成28年につきましても同数を見込んでる予算としているものでございます。  次に、190、191ページをお願いします。2項1目学校管理費、予算額2億591万円でございます。説明欄の小学校管理事務費、本年度予算額は6,258万8,000円でございます。ここでは各小学校で必要となります消耗品、光熱費、また管理経費を計上しているものでございます。主なものとしまして、11節需用費4,236万2,000円のうち、4つ目にございます光熱水費3,160万3,000円、これにつきましては各学校におけます電気、水道、ガス代ということでございます。13節委託料1,168万9,000円のうち、1つ目の施設管理委託料につきましては、各学校のエレベーターや電気設備等の保守点検、夜間警備の委託等となってございます。また、この中では、新年度には新たに各学校に防犯カメラを設置して、夜間警備とあわせて警備会社にその管理もあわせて実施をするということで計上をしているものでございます。その下の児童送迎タクシー運行委託料107万2,000円につきましては、旧阿古谷校区の児童を松尾台小学校へ送迎をしているもので、新年度につきましては2名を予定をしているものでございます。18節の備品購入費303万9,000円につきましては、各学校における管理用の備品として購入を予定しているものでございます。  次のページ、192、193ページをお願いします。下のほうになりますけども、学校施設整備費6,549万7,000円でございます。11節の需用費の中の修繕料800万円、これにつきましては学校配分の修繕料ということで、各小学校6校に50万円を配分をしているものでございます。また、あわせて学校施設修繕費ということで500万円を計上しているものでございます。15節の工事請負費5,652万円につきましては、猪名川小学校の体育館床の改修工事ということで3,456万円、また、大島小学校の木部塗装工事で900万円、さらには松尾台小学校のキュービクルの改修工事で1,296万円、この3点を予定しているものでございます。  次に、2目の教育振興費、予算額7,562万円でございます。説明欄、教材用消耗品等整備費601万5,000円につきましては、各小学校におけます消耗品、備品等の購入を予定してるものでございます。  194、195ページをお願いします。項目3つ目になります。体育文化振興費71万8,000円でございます。内容につきましては、体育事業、運動会、また日々の授業の中で使用する消耗品、各学校に予算を配当しているものでございます。  1つ飛びまして、就学援助費977万5,000円でございます。主には20節扶助費の就学援助費973万2,000円で、これにつきましては、経済的に支援が必要な児童に対しまして学用品、給食費などを支給しているものでございます。前年度から13名減ということで、新年度には144名を見込んでいるものでございます。  次の特別支援学級運営費275万9,000円につきましては、特別支援学級運営に係ります消耗品、備品の購入等々でございます。一番下、20節の扶助費、就学援助費104万4,000円につきましては、経済的に支援が必要な特別支援学級の児童に学用品、給食費などを支給をするといったもので、前年度と同数33名を見込んでいるものでございます。  次のページ、196、197ページをお願いします。項目2つ目になります、理科振興備品費でございます。18節の備品購入費618万2,000円につきましては、理科振興備品の購入に係るものでございまして、前回は平成21年度に整備をしてございます。既に6年が経過し、機器等の経年劣化、こういったものが進んでるということで、今回、機器の更新を行うものでございます。  次に、3項1目学校管理費、予算額1億1,033万9,000円でございます。説明欄、中学校管理事務費で3,251万円でございます。この内容としましては、各中学校で必要となる消耗品、光熱費、また設備の点検委託、こういったもの、いわゆる学校管理経費でございます。11節需用費のうち光熱水費1,650万円につきましては、各学校における電気、水道、ガス等の経費でございます。  ページのほう、次のページをお願いします。198、199ページでございます。学校施設整備費3,099万5,000円でございます。11節の需用費の中の修繕料610万円につきましては、学校配分の修繕料ということで、各3中学校に70万円を配当しているものでございます。また、それ以外に学校施設の修繕として400万円を計上しているものでございます。15節の工事請負費2,376万円につきましては、中谷中学校の体育館トイレの改修工事を行うものでございます。  次に、2目教育振興費4,270万5,000円でございます。説明欄1つ目、教材用消耗品等整備費396万8,000円、これにつきましては、11節需用費の中の消耗品と18節の備品購入費がございます。これらはそれぞれ各中学校で使用します消耗品、備品等を生徒数によってそれぞれ学校に配分をしているものでございます。  次のページ、200、201ページをお願いします。体育文化振興費667万3,000円でございます。内容につきましては、体育大会、美術展に係る消耗品、備品、こういったものをそれぞれ各学校に配当しているものでございます。19節負担金補助及び交付金140万円につきましては、県大会以上の大会に出場する生徒への交通費を助成をするといったものでございまして、対外試合参加補助金として予算計上をしているものでございます。  1つ飛びまして、就学援助費857万8,000円。これの内容は、主には20節の扶助費の就学援助費855万5,000円でございます。対象見込者数の減によりまして前年度から200万円程度の減ということになってございます。内容としましては、経済的に支援が必要な児童に学用品、給食費などを支給をするもので、新年度には82名分を見込んでいるものでございます。  その下、特別支援学級運営費83万4,000円につきましては、それぞれ特別支援学級の運営に係ります消耗品、備品等、また就学援助に係る経費でございます。主には20節扶助費の就学援助費45万円で、同様に支援が必要な生徒に対する学用品、給食代等を支給をするものでございます。対象生徒としては2名増ということでなってございますけども、非常に経費が係る修学旅行を支給する中学3年生が減となったと、こういったことから前年度より15万2,000円の減というような状況となってございます。
     次のページ、202、203ページをお願いします。理科振興備品費544万4,000円につきましては、18節の備品購入費で理科振興備品の購入に係るものでございます。小学校と同様に、機器の経年劣化によりまして今回更新を行うものでございます。  続きまして、4項1目幼稚園費1億6,517万9,000円でございます。説明欄2つ目になりますけども、幼稚園管理事務費2,592万3,000円でございます。主なものとしまして、11節需用費の中の印刷製本費37万6,000円につきましては、公立幼稚園の園児募集に係りますリーフレットを新たに新年度に作成をするといったことから、今回若干の増額を行っているものでございます。次に、13節委託料1,598万6,000円、この中の施設管理委託料110万3,000円につきましては、新たに防犯カメラの設置とあわせて警備委託をするといったことから、前年度から27万6,000円の増ということになってございます。その下、通園バス運行委託料1,488万3,000円につきましては、通園バス4台分に係ります運行管理や添乗員等に係る委託料ということで、長期継続契約で委託を行っているものでございます。次のページ、204、205ページをお願いします。18節の備品購入費100万円でございます。これにつきましては、各園で必要な備品の購入を行うものでございます。  次のページ、206、207ページをお願いします。一番上段、幼稚園施設整備費300万円でございます。11節需用費の修繕料で各幼稚園の配当の修繕料、また、各園における緊急の修繕料ということで計上させていただいているものでございます。  次に、5項1目社会教育総務費、予算額1億2,790万円でございます。前年度から2,776万5,000円の増ということに比較欄ではなってございます。主な要因としましては、多田銀銅山が国史跡指定となったことに伴います遺跡の修復等の経費、こういったものが多額になってございまして、増額となっているものでございます。  まず、説明欄1点目ですけども、社会教育総務事務費6,579万4,000円でございます。1節の報酬の社会教育委員報酬43万2,000円につきましては、委員5名中の4名に係る報酬でございます。12節役務費の通信運搬費326万6,000円につきましては、社会教育施設予約システムに係ります通信費、各施設7回線分でございます。13節委託料の施設管理委託料5,287万7,000円につきましては、文化体育館、生涯学習センターの受付、清掃を含みます管理委託、また、ふるさと館、悠久の館の清掃業務を含みます施設管理委託料でございます。14節使用料及び賃借料につきましては、主には事務機借上料729万円で、社会教育施設予約システムに係りますサーバー、端末等の借り上げでございまして、長期継続契約によりまして5年間の契約を行っているものでございます。  次に、文化財総務事務費、予算額517万8,000円でございます。文化財の保存活用についての事業展開をするための経費でございます。1節の文化財審議員報酬につきましては審議員5名分ということでございます。7節賃金224万6,000円につきましては、文化財の事務補助員ということで1名分を計上しているものでございます。8節報償費4万円につきましては、額としては小さいものですけども新年度新たに行うもので、町内にあります貴重な調度品、仏像、古文書、こういったものの価値を判断するために専門の学識の先生に見ていただいて所見をいただくといったことから、そういった謝金ということで新たに計上させていただいているものでございます。次のページ、208、209ページをお願いします。13節委託料158万4,000円のうち1行目、施設管理委託料51万円につきましては、国の重要文化財でございます肝川地内の戸隠神社、こちらの横にありますトイレの清掃委託ということで地元に24万円、また、多田銀銅山、代官所跡の草刈り業務に27万円といったことになってございます。その下の文化財点検委託料57万7,000円につきましては、青木間歩の点検でございます。その下の文化財管理委託料49万7,000円につきましては、青木間歩の門の開閉、また周辺の清掃業務、こういったものを地元自治会に委託をしているものでございます。19節負担金、補助及び交付金58万4,000円につきましては、一番下の文化財保護管理補助金47万7,000円でございますけども、国指定、県指定、町指定の文化財ということで、現在31件ございます。このうち建造物につきましては、消防法によりまして防火設備の設置義務がございます。そうしたことから、新年度新たに消火器等を設置して管理するための経費について補助を行うものでございます。  次に、ふるさと館管理費815万9,000円でございます。1節の報酬90万4,000円につきましては嘱託員の報酬1名分でございます。また、7節賃金241万8,000円につきましては臨時職員1名分の賃金でございます。11節需用費の修繕料67万5,000円につきましては、ふるさと館の芝生公園内にございます人工の水路がありますけども、そこにかけられております板橋が腐食をしているといったことから、修繕を行うものでございます。13節委託料150万円につきましては、ふるさと館の周辺管理委託ということで、清掃や芝生の管理、除草、こういったものを地元の自治会に委託をしているものでございます。15節工事請負費113万4,000円につきましては、ふるさと館のトイレに向かいます園路が非常に荒れていると、こういったことから、安全面に配慮して、今回部分的な補修を行うものでございます。  次のページ、210、211ページをお願いします。ふるさと館運営費17万5,000円でございます。ここでは、ふるさと館講座に係ります謝金等を計上しているものでございます。  次に、静思館運営費572万6,000円でございます。11節需用費の印刷製本費6万7,000円につきましては、静思館のパンフレットが不足しているといったことから、新たに5,000部の増刷を行うものでございます。修繕料の152万8,000円につきましては、全体的に施設全体が老朽化が進んでるといったような状況でございますけども、兵庫県の担当者とも現地調査をした結果、特に今回緊急を要するというふうに判断をされてるもの、乾蔵の土塀の改修、また給水塔の部分修繕、こういったものを実施するための経費として計上しているものでございます。13節の委託料、施設管理委託料374万5,000円でございますけども、これにつきましては、静思館の管理及び企画運営を文化協会に委託をしているもの、これが244万4,000円、あわせまして植木管理を行っているものが110万円、こういった経費でございます。  次に、多田銀銅山悠久の館管理費529万7,000円でございます。7節の賃金241万8,000円は臨時職員1名分の賃金でございます。13節委託料の施設管理委託料154万7,000円につきましては、施設管理につきまして地元銀山自治会に対して委託を行っているものでございます。  次に、多田銀銅山悠久広場管理費90万7,000円でございます。次のページ、212、213ページをお願いします。一番上ですけども、14節の使用料及び賃借料の中の土地借上料48万円で、これにつきましては悠久広場の土地の賃借料でございます。  次に、多田銀銅山文化財保存活用事業費2,926万5,000円でございます。1節報酬216万5,000円は、多田銀銅山遺跡が今回、国史跡となったことから、現在の代官所跡ののり面の崩壊、これが約2年放置された状態となってございます。それに係ります復旧作業、また、それに係る新たな調査等が発生するといったようなことから、専門の調査技術員に支援いただくための報酬ということで164万6,000円、また、文化財発掘等の現場補助として51万9,000円、こういった経費となってございます。7節の賃金215万1,000円につきましては、分布調査の整理や遺物の整理、企画展などの開催補助として臨時職員1名分の賃金でございます。8節の報償費63万2,000円でございますけども、報償金の20万円につきましては、これまで多田銀銅山遺跡調査委員会ということで多田銀銅山遺跡のあり方について検討するための委員会がございました。今回、その銀山地域が国史跡指定ということで指定をされたことから、将来的な保存活用を検討していくということで、地元住民の方にも参画をいただく中で多田銀銅山遺跡保存活用委員会というものを立ち上げることとしてございます。それに係ります学識経験者5名、地元代表者2名の報償金、さらにはオブザーバーとして国、県、町の関係職員が入って実施することとしているものでございます。11節需用費のうち印刷製本費73万5,000円につきましては、文化財の調査報告書の製本経費でございます。15節工事請負費、維持修繕工事費の1,885万円につきましては、先ほども申し上げました代官所跡地ののり面が崩壊してるといったことから、今回、この貴重な国史跡をこれ以上崩壊させないといったような応急処置として、国の補助金をいただいて復旧工事を行うものでございます。  次のページ、214、215ページをお願いします。3目公民館費、説明欄にあります公民館運営活動費413万8,000円でございます。1節の報酬12万8,000円につきましては、公民館運営審議会委員4名分の報酬でございます。次のページ、216、217ページをお願いします。8節報償費203万円につきましては、主には講師謝金ということで、パソコン教室、歴史講座などの公民館講座、また、リバグレス猪名川の講師謝金、こういったものでございます。13節委託料の設備管理委託料68万1,000円につきましては、視聴覚ホールにありますAV機器の保守点検委託料でございます。  次に、4目社会教育施設費、予算額5,145万2,000円でございます。  文化体育館運営管理費3,019万6,000円でございます。主なものとしまして、11節需用費のうち光熱水費1,248万円につきましては、自主事業の開催や貸し館業務に伴います施設の電気、ガス、水道料金でございます。修繕料の105万円につきましては、空調機器の部品交換、舞台、照明設備のバッテリー交換、こういったものを予定をしてるものでございます。13節委託料1,203万3,000円につきましては、施設管理委託料で、舞台の音響設備の点検、照明設備の点検、つり物の点検、また操作、屋外の植木、芝生などの管理委託、こういった経費となっているものでございます。218、219ページをお願いします。15節工事請負費110万2,000円につきましては、関西電気保安協会から点検の際に指摘を受けているもので、前回更新から11年が経過をしてございます、高圧気中開閉器の取り替え工事を実施をするものでございます。19節の負担金、補助及び交付金115万円につきましては、文化協会への補助金25万円、また、町展実行委員会への補助金80万円、こういったものとなっているものでございます。  次に、自主事業開催費2,125万6,000円でございます。11節需用費のうち印刷製本費193万7,000円につきましては、それぞれ自主事業のポスター、チラシ、チケットなどに係ります印刷経費でございます。13節の委託料、文化体育事業委託料1,717万2,000円でございますけども、これは自主事業の開催経費で、新年度、平成28年につきましては最後のツアー実施となります加山雄三コンサート、こういったものを計画をしているものでございます。また、そのほか自主事業として、これまで実施したことがございませんけども、今回初めて著名な講師によります講演会の開催、こういったものも計画をしてございます。さらにジャンルを広げて多くの方に喜んでいただける事業を計画をしているものでございます。  次に、5目図書館費、予算額9,597万4,000円でございます。前年度から4,293万8,000円の増ということになっております。これにつきましては、図書館が開館から20年を迎えてございます。施設の老朽化がかなり進んでございまして、今回、屋上防水等の修繕を行うことが要因となっているものでございます。  説明欄1つ目の図書館運営活動費2,269万5,000円でございます。1節の報酬9万6,000円につきましては、図書館協議会委員4名分の報酬でございます。7節賃金241万8,000円につきましては、図書館司書賃金1名分でございます。次のページ、220、221ページをお願いします。11節需用費の印刷製本費24万3,000円につきましては、図書館利用者カードの残数が不足となってきてございます。今回5,000枚の印刷を行うものでございます。13節委託料のうち3つ目、移動図書館運行委託料151万円につきましては、移動図書館として現在6コース、12カ所への運行を行っているものでございまして、これに係ります委託料を3年間の長期継続契約で行っているものでございます。18節備品購入費1,300万円でございますけども、これは図書館に所蔵の図書やAV資料について計画的に購入をしているものでございます。年間で約9,000冊の購入を計画をしてございます。一方では7,000冊の廃棄というようなことで、計画的に実施をしているものでございます。  次に、図書館管理費7,327万9,000円でございます。11節需用費の光熱水費1,400万円につきましては、図書館に係ります電気、ガス、水道の経費でございます。修繕料682万5,000円につきましては、施設内の電気設備等を集中管理してございます中央監視盤が経年劣化によりまして不具合が生じてきてございます。そうしたことから421万2,000円での更新を計画しているものでございます。また、館のセキュリティー確保の観点から、前年度には防犯カメラの設置ということも行ってございますけども、フロアから事務室への入退室が現時点、誰でもが容易にできてしまうというような現状がございます。こういったものを解消するための事務室入り口への電気鍵の設置を行うもの、金額としては小さいですけども、38万9,000円、こういったものが予定をしているものでございます。14節使用料及び賃借料748万3,000円につきましては事務機の借上料で、図書館システムの賃貸借料としまして5カ年の長期継続契約により実施をしているものでございます。15節の工事請負費、維持修繕工事費4,330万8,000円につきましては、先ほども申し上げました、館の建設から20年が経過をしてございます。今回、屋上の防水対策工事ということで、また、一部壁面の改修ということもあわせまして実施を予定をしているものでございます。  226、227ページをお願いします。3目の学校給食センター費でございます。本年度予算額1億5,820万4,000円でございます。給食センター管理費8,822万4,000円となってございます。主なもの、1節報酬2,618万6,000円につきましては、給食センター運営委員報酬7名分で34万4,000円、また、嘱託職員報酬25名分で2,584万2,000円となってございます。次に、7節賃金224万6,000円につきましては、臨時職員1名分の賃金でございます。11節需用費の中の3つ目でございます光熱水費3,630万3,000円につきましては、センターで使用します電気、ガス、水道料金でございます。13節委託料でございます。一番下になりますけども、配送車運転管理業務委託料861万9,000円、これにつきましては、給食の配送車5台分に係ります配送業務を長期継続契約において委託をしているものでございます。次のページ、228、229ページをお願いします。14節使用料及び賃借料98万2,000円のうち、2行目の自動車借上料90万8,000円につきましては、配送車2台分のリース料でございます。  4目学校給食センター整備費、予算額6,708万2,000円でございます。これにつきましては、説明欄にございます17節の公有財産購入費で、施設の購入費でございます。内容としましては、新給食センター全体の支払い総額11億7,000強でございましたけども、このうち26年度に5億円を基金によりまして一括で払ってございます。残りを10年間120回払いということで支払うものでございます。維持管理も含めた1年間の合計額として、今回予算計上してございます6,708万2,000円を計上しているものでございます。  以上で説明とさせていただきます。 ○宮東委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山田委員  181ページの事務局事務費の中の報償金なんですが、12名分の3回分ということでご説明いただいたと思うんですが、その人選と、この3回で何か一定の話し合いを終了するという意味合いなのか、それともまた次年度についてもこういうことが続いていくのかという、その見通しについてお伺いさせてください。 ○曽野教育振興課長  今の報償金の話でご質問をいただきました。これにつきましては、一応計画としましては、平成28年、平成29年の2カ年で、どういったものが本来、猪名川町のこの学校園について適正なのかということを考えていきたいという検討委員会を新年度に立ち上げたいということで考えてございます。  この3回で答えを出すということではございませんでして、2カ年の中でということで考えているものでございますけども、その中で12名の具体の話でございますけども、今現在、人選まで何かが決まっているものではございません。ただ、そんな中で、当然、学識経験者の方でございますとか、各地域の自治会やまち協の関係でございますとか、また、学校のPTAの方、それぞれの学校園の代表の方、そういった方にも参画いただく中で検討をしていくべきだというふうに考えているものでございます。  以上でございます。 ○山田委員  2カ年でということで、以前にも代表質問の中でもさせていただいたんですが、ある程度一定の長期的なところで考えていきたいということで答弁もいただいてますし、これは本当に大切なことだと思いますので、議論をしっかりとしていただきたいと思います。 ○宮東委員長  答弁はいいですか。 ○山田委員  はい。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○福井委員  195ページの就学援助費ですね、これの援助をされてるということで、非常にこれは大事なことなんですね。子育てにとっても、とても大事なことだと思います。それから、201ページの中学生の就学援助ですね、それもひっくるめてちょっとお伺いしたいんですが、この援助を皆さん、ご存じだとは思いますね。多分年収とかにもよると思うんですが。時々マスコミをにぎわしますのは、修学旅行に行けなかったというお子さんやったり、それから給食費が払えなかったり、それからまた制服が買えなかったから入学式に行けなかったというお子さんもいらっしゃるんですね。そういうふうなことをやはり助けてあげないといけないと思いますし。お母さんたちがご存じなかったのかな、こういう就学援助があるということをね。そういう意味で、猪名川町内ではもうこれはきちっとできてるのかどうか、助けてあげられてんのかどうかが1点と。それから、反対にまた、給食費を本当に払わなければいけない収入がありながら給食費を払ってないとかいうお子さんがいらっしゃるのかどうか、そのあたりを伺います。 ○井ノ上教育振興課主幹  1つ目の就学援助のことについてなんですが、毎年5月前後に学校長を通じて、前回、就学援助対象者も含めて調査をさせていただいて、一旦そこで全体分の把握をしておるというところです。  あとは転入者についても当然そのようなこともありますので、転入者についても学校を通じて報告いただいて、漏れなく申請していただいて、費用についても学校のほうできっちり算出していただいた内容を報告いただいたものをこちらのほうがお支払いするという形で、きっちりできておるものと考えております。  以上です。 ○日下教育振興課参事給食センター所長  給食費未払いに係りますお問い合わせにつきまして回答させていただきます。  給食費の未払いにつきましては、一応、今把握しておる数だけでも30名程度いらっしゃいますけれども、これは全て運営委員会規則によりまして学校園の業務として執行をしていただいております。  主な原因といたしまして、支払えないということではなくて口座の預金不足というところも多少ございます。誠意を持って学校等で対応していただいておりまして、徐々にではありますが、収入のほうは賄っておるという状態でございます。 ○福井委員  給食のところで、本当はそれも伺いたたかったんですけども、先ほどお子さんと言いましたけど、これはお子さんのせいじゃなくて家庭の問題だということですね。未払いなんていうのはもってのほかで、やはり苦しくても皆さんお互いに払っているわけですから、収入がありながら払わないというのは言語道断で、きちっと口座にもちゃんと入れとかないといけないことだとは思います。それは少し厳しく指導していただきたいと思いますが。その中にも、本当は援助を受けなければならないというご家庭が途中で起こり得てんのかどうか、そういうのも皆把握できてますよね。先ほどきちっとおっしゃってくださってますので。いかがでしょうか、もう一度。 ○井ノ上教育振興課主幹  先ほども言いましたが、転入についてはその都度学校のほうからヒアリング、当然、前の学校で受けておれば引き続き受けれるという形にもなりますので、それで調査しておるのと、あと福祉課とも連携させていただいて、生活保護の情報であったりとか、児童生徒がある場合については、その場合の転入、転出について情報交換をして、漏れがないように努めておるところです。 ○福井委員  猪名川町ではそういうことはないと思いますけども、制服がなくてというような、買えなくてというようなお子さん、もしいらっしゃる……。時々、そういうときに、卒業していくお子さんたちが後輩のために制服を置いて卒業していくというシステムを構築している学校もありますのでね、それもそのお子さんには、もらった制服じゃなくてきちっとひそかにご自宅へお届けして、これを着てというようなこともあるんですけど、猪名川町では現在そういうことはないですね。 ○井ノ上教育振興課主幹  猪名川町の今までの中では、制服がなくて困っておるというような話は聞いておらないです。  ただ、卒業された方の制服については、一定の制度というのはつくっておりませんが、地域の中で譲り合い等は実際には起こっておるのかなというふうに思っております。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○池上委員  2つばかりお伺いしたいんですが、178、179ページの負担金、補助及び交付金の中の教育委員の研修、これ女性教育委員研修、また教育委員研修会負担。負担金は負担金でいいんですが、これの出席は全員出席の制度なのか、任意なのか、参加状況は。あと内容までおわかりでしたら、ちょっとお聞かせいただきたいんです。それが1点です。  次、大きく飛びまして、220、221ページの生涯学習センターの修繕が上がってるわけなんですけれど、全施設の長寿命化も含めた検討を平成28年度末でまとめるというふうになってる、それは進行してると思うんですが、それ全体をつかむ前にここで上がってるというのは、緊急事態なのか、それとも、それであればもう、例えば足場を組んだりする場合でしたら、また取っ払ってというのも無駄な話なんで、ここをやるんであれば、全体的に見てやることになるのか、今回もうここだけが、今回やろうとしているところだけが生涯学習センターで危ないところなのか、その辺についてお伺いします。 ○曽野教育振興課長  それでは、まず1点目の、負担金の関係でご質問いただきましたけども、これにつきましては、当然、案内としては全ての方に出席ということでご案内はいただいてございます。ただ、当然それぞれの委員さんの都合もございますので、出れる範囲で出ていただいてるというのが現状でございますけども、必ずどれかには最低お一人は出ていただいてるといったような状況でございます。  それから、もう1点が、生涯学習センターの工事の関係でございますけども、これにつきまして、全町的なものも当然、今、別途進んでるということは聞いてございますけども、今緊急的にどうしても新年度にやらないと、ちょっと雨漏りの関係とかがあるというようなことから、今回、別途予算計上をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ○宮東委員長  ほかに。 ○福井委員  211ページの静思館のことについてちょっと伺いたいんですが、今、順次、ひな祭りの準備で私も入っておりますが、門を入ったとこの石畳のところにこのぐらいのテープが張ってあったんですね、何重にか。それはなぜかといったら、このぐらいの15センチ角ぐらいの石が敷き詰められてて、それが劣化によってぽろぽろと劣化してきてまして、それ以上ぽろぽろっとしていくと、そこに穴があいてきますので、管理の方がぴしっと押さえてくれてるんですけど、ひな祭りするのにちょっとみっともないなということでね。そういうこととか、それからちょっと見てみましたら、園路がふるさと館同様ぼこぼこっと穴があいてまして、あれ、もしひな祭り等々で来られた方がそこで蹴つまずいたらどういうことになるのかな思うたら、ちょっと嫌な気分になりますし。  変にさわれないということね、これ文化財の指定を受けてますのでね、そこでなかなかさわれないわけですね。だから、抜本的に見ていただいて、正面玄関入っていくように石で、きちっと平らな石で、薄くてもいいですけど、平らな石で補修をかける、ただコンクリートでぼんとするんではなくてね。そういうのをあそこの静思館に見合ったような補修の仕方を早急にしていただけたらありがたいんです。何年か前からそれは声が上がってるそうなんですけども、職員さんがかわってたり、いろいろ煩雑ですからね、1つ1つなかなかと思いますが、気がついた者が申し上げますので、一度見ていただいて。蔵の土塀とか、蔵の中の土塀、あれを入り口の土塀がぼろぼろになってまして、今年度あれ補修してくださるいうことで、ああ、これはよかったかなと思っておりますが。議員としても気がついたことは申し上げてと思っておりますが、見通しはどうでしょうか。 ○曽野教育振興課長  今、福井委員のほうからご指摘をいただきました静思館の老朽化につきましては、もう一目瞭然の部分もございまして、非常にひどい状況の部分もたくさんございます。ただ、それを修繕を全てしようと思うと、当然経費的な関係もございまして、できることから順次ということで、今回は先ほども申し上げましたように県の専門の担当の方にも見てただくた中で、どうしても優先順位が先行するものということで、今回、乾蔵と給水塔ということでさせていただくものでございます。  先ほどおっしゃいました、正門を入ったところの石が割れてテープでということも私どもも聞いてございます。そういったものも、実はこの静思館が難しいのは、例えば割れてるもんを何かにかえて直したらいいというんじゃなくて、必ず同じような部材を持ってきて、それこそ値打ちも含めてですけど、何かで修繕をしたらいいということではないということもかなりちょっと指摘をいただいてる部分でございまして、その辺も含めまして、全体的な計画の中でできることからやっていきたいというようなのが現状でございます。ご理解をいただけたらと思います。 ○福井委員  おっしゃるとおりです。玉砂利をひけとか、そういうことではないんですよね。あれはもう冨田邸からあるときからの分ですから、でもほっときますと余計ぼろぼろになって、余計大ごとになるということもありますのでね、3つ、4つでもよろしいですから、かえとくということが大事かと。全然割れてないとこはありますのでね。  そのぼこっと穴があいてる園路は、恐らくあそこは畑だったそうです。そこを皆さん通りやすいように、前、裏から入ってきたらトタンでぼこぼこぼこぼこしてたんをきちっとした立派な石で、あそこの屋敷に合うようなもので修復してくださってるんですね。あれも大変だったようにお聞きしておりますが。やはりコンクリートでばばっとしてしまうんじゃなくて、今その状態ですわ。あれは屋敷には全然合いませんので。それはいろんなとこへ、もうこれだけたくさんのお金が要るわけですよ。それはもう重々わかってて申し上げてるんですけどね。  2人の男の方が、私がちょうど作業をしてるときに来られまして、この屋敷はすばらしい屋敷だと。これだけの材を使ってる屋敷は、まあ、最近見たことないということをおっしゃって帰られました。何とか松やとか栗とか、いろいろすごい専門的なことをおっしゃって帰られて、これは大事にされたほうがいいですよというようなこともいただいたんですけども、ああ、そうだなと思いますので。やはり人がけがする前にそこを、補修するべきところは補修していかないかんということであってほしい。その補修するにあたっては、長くもちます。コンクリートはまた劣化してきますんで。石でしたら劣化しません、沈みこそすれ。だから、思い切ってそういうところを考えていただきたいと、こう思っております。 ○宮東委員長  答弁はよろしいですか。 ○福井委員  はい。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○肥爪委員  212ページ、213ページの多田銀銅山文化財保存活用事業費の中の報償費のところで、保存活用委員会をつくられるということで、その中で検討をしていかれるということですけれども、どんなことを目的としてこの検討委員会をつくられて、これ1年でまとめられるのか、先ほどのように2年にまたがるのか。そんな中で、学識5人と地元2人ということですけども、ちょっと範囲、どの辺まで目標とされてるのかわかりませんので、もう少し詳しく説明をお願いします。 ○平尾教育振興課参事  この委員会につきましては、2年の任期となっております。近々の目的といたしましては、昨年の10月の7日に国史跡指定となりました多田銀銅山遺跡の保存活用計画を策定するということをまずは目的として、委員会を運営していきたいと考えております。  保存活用計画につきましても、平成28年、29年、この2年間をめどに計画を立てていきたいと考えております。  以上でございます。 ○曽野教育振興課長  今、説明したとおりでございますけども、この保存活用計画を2カ年をかけて策定をするわけでございますけども、この計画の中で位置づけていることにつきましては、今回、国史跡指定になったということで、その計画に位置づいてることを実施するにあたっては有利な国庫補助金をつけていただけるというような制度となってございます。  こうしたことから、銀山の将来、どこまでの範囲ということもございますけども、将来的なことをそこでうたうことによって、何かそれに基づいた事業を実施する際には補助金をいただけるといったようなこととなっているものでございます。  以上でございます。 ○肥爪委員  2カ年ということですけれども、保存についても重要なことですけれども、この保存計画から、例えば観光であるとか、いろんな取り組みにもつながってくる根本となるとこやと私は思うんですね。そうすると、やっぱりもう少し、史跡指定されたわけですから、時間をかけずにその辺をやっていくということでなかったら、何か盛り上がったものがしぼんでしまうみたいな、気分的にそういう部分もありますんで、できるだけ精力的にやっていただきたいということをお願いしておきます。  それと、もう1点お願いしたいんですけども、先ほど山田委員のほうから質問がありましたけれども、事務局費の報償費の件ですけども、幼・小・中の規模等検討委員会を2年かかってやるということですけれども、これも私自身は同じような思いを持ってるわけなんです。改革をしようと思えば10年ぐらいのスパンを考えないと、なかなかいろんな多様な意見がありますんで難しいと思うんでね。今の現状をどう考えておられるか、そして教育委員会として、結果はこの委員会の中でまとめられると思いますけれども、どういうふうな意気込みを持って取り組もうとされてるのか、その辺を教育長でもお伺いしたいと思いますけど。 ○中西教育長  新年度に立ち上げます、この検討委員会につきましては、先ほどご答弁申し上げましたように、学識経験者、あるいは住民の方、それから保護者、学校関係者等によって編成するわけなんですけれども、それと並行しまして町内の地域の方々、保護者の方々と直接お出会いしてご意見を伺う場も頻繁に持ってまいりたいと思っております。  全国の状況を見ましても、この検討を進めていくにあたって5年、10年かかったというところが多数ございまして、決して短いスパンで結論が出るものではないと思っておりますし、そもそも学校が地域の核でもあるといったようなことから、地域住民の方々の財産として大切にされてきた学校でありますので、慎重に話し合いを進めながら合意形成を図っていきたいとは思っております。  ただ、一方、子どもたちの教育環境としてどうなのかといった視点は一番中心に据えなければならないと思っておりますので、これも代表質問の場でご答弁申し上げましたように、平成27年の1月に文部科学省から出された手引きに基づいて、教育委員会としてスピード感を持って検討を進めていかなければなりませんし、その検討の方向性につきましては、先ほど申し上げましたように、町全体の合意形成をしっかりと図っていけるような努力をしてまいりたいというように思っております。  以上でございます。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。  ちょっと福井委員、よろしいですか。 ○福井委員  はい。 ○阪本委員  おはようございます。  187ページの特別支援教育就学奨励費の扶助費ということなんですけれども、養護学校の通学援助費が7万6,000円ということで、新年度は3名というふうにさっきおっしゃったと思うんですけれども、一方、191ページの阿古谷の子どもたちが2名で107万2,000円ということで、扶助費というのがどういう、この金額の違いというか、どうしてこんなに違うのかなということをお尋ねしたいんですけれども。 ○井ノ上教育振興課主幹  まず、特別支援の通学のほうなんですが、こちらは基本的には通学バスが最寄りのバス停まで来ております。そのバス停までの足代として車代で積算されておるものになっております。  次に、阿古谷地区の松尾台小学校への送迎の分なんですが、下阿古谷、上阿古谷、民田地区の部分について生徒は今現在、来年は2名を予定しておりまして、そちらの分をタクシーで送迎しております。来年度については、朝夕1便ずつを基本として送迎をしております。  ただ、学校まで送り迎えをしておるというわけではなくて、行きしなは山田橋のところから学校まで、帰りについては学校から消防本部までという形で、一部の距離だけタクシーで行っていただいて、ある程度の距離を皆さんに歩いていただくというふうな形での設定がされておる金額となっております。 ○阪本委員  養護学校の最寄りのバス停までの足代ということですね。最寄りのバス停までの足代ということは、自分でそこまで行くということでしょうか、その足代ということは。  ちょっとお尋ねしたいんですけれども、来年度から再来年度か、大島のほうから来られる方がおられるということをお聞きしたんですが、バスが最寄りのバス停まで行くのにすごく時間がかかるので、その辺を何かちょっとご検討いただきたいということで、ある方からご相談をいただいたんですけれども、その辺お尋ねいたしますので、よろしくお願いします。 ○井ノ上教育振興課主幹  特別支援児のほうの通学の助成の分は最寄りのバス停までということで、今現在キロ9円という単価で、車での送迎を想定しておるところです。実際、車で送迎しておる方たちについて扶助費のほうをお支払いさせていただいておるところです。時間がかかるという部分については、送迎のポイント等もあるかと思うんで、その辺はちょっとこちらのほうは今ちょっと把握できておらなかったところですので、その辺は送迎のポイントであったりとか、送迎の仕方について一応聞き取りさせていただいた中で調整ができるかなというふうには考えておりますので、そういった形で調整させていただけるかなと思っております。  以上です。 ○阪本委員  一応養護学校のバスは、そしたら例えば大島の子でも最寄りのバス停までは行ってくださるという想定で考えさせていただいていいということでしょうか。もうどんな遠くまででも猪名川の子は、近くのバス停まで養護学校のほうから来てくださるということでよろしいでしょうか。済みません。 ○井ノ上教育振興課主幹  通学される方の地域性等も勘案して、養護学校のほうとの調整をした中での設定をさせていただく中で、養護学校のほうが通園バスの設定をどこまでしておるのかというのと、どこまでできるのかというところで調整させていただいて決定することは可能かと思いますので、そのあたりは養護学校のほうと調整の中での決定をさせていただきたいというふうに考えております。  実際に養護学校のほうがどこまで行けるというふうな形を設定しておるというのは、今現在ちょっと把握できておりませんので、そのあたりもあわせて調整させていただけたらなというふうに考えます。  以上です。 ○宮東委員長  よろしいですか。  ほかにありませんか。 ○福井委員  221ページの図書館ですね。図書購入費が、9,000冊、今年度買う予定、それで約7,000冊廃棄するいうことなんですが、毎回のように私申し上げるんですけど、図書館の他市のね、例えば近いところでは川西の図書館、比べますと、非常に閲覧の本、例えば美術全集とかが、何かこの猪名川町と違うんですよね。植物のこととかガーデニングのこととか、見たいなと思っても、違うんですね。池田もよろしいし。どこがどう違うんかな。一度、本の並べ方を見に行っていただけたらありがたい。どこへ言うてっていいかわかんないから、私ここでしか申し上げられなくて、申し上げるんですけどね。本をたくさん買えとかじゃなくて、すばらしい本を眠ってるんであれば、それを持ってくるというふうに。それで、より魅力的に、ああ、いいな、この図書館いいなっていうような魅力的な本の配置、これをぜひ学んできていただきたいなと。ちょっと苦言を呈したいなと思うんですが。常時、時々行かれてるのか、お伺いします。 ○平瀬教育振興課参事社会教育室図書館長兼公民館長  図書の配置につきましては、それぞれの分類、ゼロから9まで分類してるんですけども、その分類に応じて今、開架の中で配架させていただいておるというふうな状況で、今まで余り見にくいというふうなご意見は伺ったことはないんですけれども。また、今もお伺いしましたので、他市の図書館へは時々行かせていただいて見せていただいてはおります。そういったことも含めまして、ちょっと今後検討させていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○池上委員  ちょっとさっきの坂本委員の質問へのご答弁で、ちょっと気になるんですが、これは養護学校への通園をバスでということになってるわけですけど、その距離があって、40分も50分も障がいを持った子どもさんを乗っけていいのかという感覚で以前質問させてもらったことがあるんだよね。ですから、お迎えのバスがどこまで行けるかではなくて、その子どもさんがどれだけの時間、乗車に耐えられるかという、体力的な、身体的な、メンタル的なものも含めて、その辺で川西側と交渉して、この子どもさんは何分超えたらちょっとだめだと。タクシーだとその辺は緩和されますんで、そういった視点での話をしていただかないと。バスがどこまで行けるかの論議ではないと思うんですけども、もう一度その辺をお願いします。 ○宮東委員長  池上委員、ちょっと今の、障がいを持ったというのは、障がいのあるというふうにちょっと訂正させていただきます。 ○池上委員  済みません、はい。 ○宮東委員長  それでいいですね。はい。 ○土井教育部長  先ほど特別支援ということで、養護学校の通学でございますけども、当然、議員がおっしゃるとおり、それぞれの生徒の状態によって、バスに乗車できるかどうかということもございます。まだ今、ご質問いただいた部分で次年度以降に入られる方という方の状況把握はしておりませんけども、過去にはタクシーで学校までというふうなこともございました。そういったところではかなり経費もかかっておりますが、やはりお子さん、生徒の状況というのがございますので、遠距離でバスでお迎えに行くということになりますと、ループ状にぐるっとそれぞれ生徒を乗せて回ることになりますので、そのあたりはやはりその状況に応じた対応をさせていただかなければならないかなというふうに思っております。
     ただ、今の状況としましては、川西市にお世話になっていることでございますので、そういったことも含めまして、十分川西市と調整をさせていただき、負担の範囲の中で整理ができたらなというふうに思っております。  以上でございます。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○山田委員  219ページの図書館運営活動費なんですけれども、この中の図書館協議会というのが4名の方、これ恐らく年3回ぐらいかと思うんですけれども、先日の代表質問で、図書館なんかに自習室をという声もありますということで質問させていただいた中でなんですが、この協議会の中でそういったことは話し合われないのか、どういったことを話し合われているのか、ちょっと確認させてください。 ○平瀬教育振興課参事社会教育室図書館長兼公民館長  図書館協議会は、委員さんは5名で、1名校長先生ですので、報酬に絡むのは4名ということでございます。  先ほども申されましたけれども、年間3回開催しております。この3回につきましては、協議内容につきましては、自習室の話は決算のときにもちょっとご質問いただいてお答えさせていただいたとおり、協議会の中では出てきておりません。そして、この図書館の協議会の中では、図書館の運営も含めて書架の関係、そういった関係で議論はしていただいておるところでございます。  それから、この平成27年度におきまして一番重要であったのが、ご存じかもわかりませんけれども、神戸の児童殺傷事件の本が出された、タイトルは「絶歌」でございますけれども、出されたということがあって、そういったことが主な議論をして、配架するかしないか、購入するかしないか等も含めていろんな議論をしていただいたということでございます。  以上でございます。 ○山田委員  そうしましたら、協議会の中で話し合われるのは、新刊をこれはいいのか悪いのか、どうするかということとか、そういうことがメーンで話し合われているということだと理解したんですが、例えば先日の答弁いただいた中にも、図書館の希望者があるけれども、やっぱり閲覧をメインでということで答弁いただいているんですが、そしたら検討する余地がないということで理解したらよいのか、それとも、他市の図書館も私はよく行くんですけれども、本当に勉強できるスペースがあったりとかしてるんです。さっきも他市も行っておられるということで、別の委員の方の答弁にもあったんですけれども、やっぱり将来を担っていく子どもたちが勉強する場に投資をすることは、本当に必要なことだと考えるんですが、どういう場で議論をしていただけるのでしょうか。 ○平瀬教育振興課参事社会教育室図書館長兼公民館長  この図書館協議会におきましては、新刊だけではないんですけれども、図書館で行う事業とか、例えばこどもの広場のところで絵本の読み聞かせとか、そういったいろいろな行事もあるんですけれども、そういった内容とかを協議していただいております。  それから、自習室につきましては、前回もちょっとお答えさせていただきましたけれども、自習室自体は設けておりませんけれども、談話室なり2階のロビーなりにそれぞれ自由に使っていただける場所は設けておりますので、そちらのほうを活用していただきたいということで、これも古くはさかのぼるんですけども、図書館を建設する際には、図書館を考える会、住民の方の組織なんですけれども、そちらのほうと図書館をつくるときにいろいろ協議をした中で、自習室をつくるよりも蔵書冊数が多いほうがいいというふうなことで、自習室は設けないというふうな結果で現在きております。  そして、今後もというふうなことですけど、今後の議論につきましては、今、全く議論はしていない状況でございます。そのために、先ほども言いましたけれども、談話室なり2階のロビーなりを活用できるように、自由に活用していただいたら結構かなというふうに思っております。  以上です。 ○山田委員  以前にも図書館をつくる際に住民の方を交えてお話をされたということもお聞きしてます。でも大分年月がたっておりますので、そのニーズも変わってきているのかもしれないし。あとこれはお願い、こうなったらというか、お願いなんですけれども、図書館、中央公民館の2階で勉強されてる方がいらっしゃるんですが、夕方はやっぱりちょっと暗い中で勉強されているという現状がありますので、天井に埋め込んだ電気が全てついてるんじゃなくて1つ置きとかそういう状況でしたので、せめてそしたらそこの電気をつけてください。これはお願いです。 ○土井教育部長  先般来からずっと図書館の自習室ということでご質問をいただいておりましたけども、先般も代表質問で教育長がご答弁させてもらったところでございます。最近の図書館では、静かな環境を求めてというふうなことで、自習室の設置もされてる図書館もあるように聞いております。しかしながら、従前から受験勉強の場として自習室を使われることが非常に大きいというふうなことで、近年では、ほかの図書館ではリニューアルの段階で自習室を撤廃する状況が増えてきております。これはなぜかと申しますと、本来のやはり図書館として静かな状況の中で図書を読書していただくというふうなことで、そういったリニューアルをされている図書館もあるというふうなことで、一概に自習室が設置の必要性があるのかというふうなことにつきましては、公民館と併用している中でそういった活用方法を提供もさせていただいておりますし、それは先般もお話しさせてもらったとおり、ご答弁申し上げたとおり、実態として余り活用が進んでいないというふうな状況、その背景はいろいろあるかもしれませんけども、今の状況では開架室にさまざまなテーブルを用意したり椅子を用意させていただいておりますので、私どもとしては現状ではそういった自習室の設置は検討はしておりませんので、ご理解願いたいと思います。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○久保委員  細かな話ではないんですけども、平成28年度の教育費予算というのは対前年度約10%増の民生費に次ぐ大きな予算だというふうには認識しておるんですが、中でも先ほど説明あった教育情報化の推進事業でありますとか、それからICTの新規の部分、それから生涯学習センターの整備事業というところなんですけれども、いずれの事業もその財源内訳を見ますと基金からの取り崩し事業であるというふうに、そういうふうな説明があったというように思うんですが、こういった基金を使った予算、事業というものは、ある程度計画性を持って実施をされているのかというところが、まずお聞きしたいところなんです。それぞれ事業には、学校整備事業もそうなんですけども、個々のプランがあろうかと思いますが、そういったプランに基づいた予算の出し方なのか、まずその辺をお尋ねしたいと思います。 ○和泉企画財政課長  失礼いたします。ただいまご質問いただきました基金の繰入といいますか充当の考え方ということですが、今現状といたしましては、あくまでもこういった、そういう事業を行っていく上ではもちろんのこと国、県の補助金がありましたり、交付金ですね、そういったものを財源として活用させていただくというのを大前提とさせていただいております。  その中で、事業を進めていく上で不足財源が生じてくる部分がございますので、そういった部分について基金からの繰入を行って対応していくというような形ですので、その辺はちょっと将来的にこういったあり方でといったところまではいっておりませんけれども、今現状としてはそういう形で対応をさせていただいてございます。  以上でございます。 ○久保委員  これはもう全体的な話になりますけども、猪名川町の将来の負担比率を算出するときにも、基金残高というのは重要な項目になってくるんですね。ことしも50億円を切りましたよね。使うなとか、そういう趣旨で言っているんではないんですけども、やはり計画性を持った事業、もちろんそんな場当たり的に対応されてるとは決して思いませんが、あるいは緊急的に修理をしなければならない場面も出てくるでしょう。しかし、この猪名川町の教育を考えたとき、あるいは生涯学習なんかを考えたときも、必要な予算は必ずそこへ充てていくというのは大事なんですが、その財源の確保というのもやはり重要なところになってくるものだなと思いますんで、もちろん計画性を持って対応されると思いますが、今後ともよろしくお願いします。  あわせて、向こう5年、10年で何か大きな予算を使う予定などがあれば、あらかじめちょっとお教えいただきたいなというふうに思いますけど、教育関係で。お願いします。 ○宮脇副町長  その前に。今、非常にご心配いただいた中でのご意見をいただいたところでございますが、もちろん私どものほうも本当に見ていきますと、公共施設も本当に20年を超えて、庁舎なんかは30年ははるかに超えるというふうなことで、それぞれの公共施設も古くなってきております。先ほども申しました図書館につきましても20年を経過したというもので、屋上防水、これはもう本当に防水工事についてはやっとかないと、それこそ大変なことになりますんで。しかし、そうかといっても実計で上げておりますので、これはもう計画的に進めておるというふうな状況でございます。  それと、基金につきましては、そういったことに充当するために今まで積んで積んできたわけでございますので、計画的に執行を当然しておりますし、きのう予算概要の中でも申し上げましたが、平成27年から平成28年につきましては若干基金は減っておりますけども、それも必要な経費として今まで積んできた基金でございますんで、今後もそういった公共施設の維持管理、これは大きなお金が要ると思いますけども、庁舎も含めてそうですし、そのことにつきましては当然意識をしながら、積めるときには積んでいくと。それで計画的に、実施計画の中であらわしておりますような事業につきましては、これからそういったものについては、先ほども申しておりましたけども、補助金とか交付金とかいろんなことは最優先として手当をしながら、基金も充当するときはそれは当然出てくると、そのための基金というふうに考えておりますので。もちろん基金がどんどん減っていってということになりますと、ご心配もいただくところはございますんで、平成26年度決算もそうですし、平成27年度の決算もそうですし、当然、当初おろしたやつは余った分については財調に積むとかいうふうなことで、計画的に進めておりますので、そういった点は我々も当然基金につきましてはそういった考えでおりますので、これから、しかし今申したように、不足する分については基金を充当すると、それも計画的な基金の充当というふうに考えておりますので、今後とも。それは教育委員会ということでの特化したいうことじゃなくて、町全体としてもそのような考え方で今後も進めていきたい、こういうふうに考えておりますんで、よろしくお願いします。 ○土井教育部長  先ほどご質問がございました教育施設でございます。教育施設につきましては、学校施設も含めてたくさんございます。そういった中で、私どももそれぞれの施設の改修時期というふうなものについては、計画を持ってやらなければならないということで当然認識しておりますし、全町の公共施設と同様に学校等施設についても同様の年次計画を立てなければならないということで、従前にも建設部分においてそういった営繕の計画を一部立てたこともございます。  そういった中で、さまざまな改修を必要とするときには財源として国庫補助金、交付金、また起債なども活用しながらするのが当然のことだというふうに思っております。そういう中で、どうしてもやむを得ず学校施設、設備等の改修というものが緊急的に必要なもの、また、年度を繰り返してしなければならない設備というのが、これはどうしてもございます。そういったものについては、なかなか国の補助金に営繕はならないと。大規模な改修については補助が乗るんですけども、実質的なところでの営繕、補修というものについてはなかなか補助金が乗らないという現状がございます。そういった中で、私どもも最大限の財源をほかから確保するという中でやってまいりたいと。  ほんで、先ほどございましたように、当面私どもが考えておりますのは、白金小学校の大規模改修を計画をして、もう既に実施設計も終わっておりますが、3月補正でもご審議願ったわけでございますが、まず耐震を優先せえというふうな国の方針でございますし、それについての財源も確保するというふうなことで、3月補正で1億余りの補正はさせていただいて、平成28年度に繰越してやるというふうなことで、若干白金もそれ以降というふうなことで、国も耐震に係る部分にお金をつぎ込むということで、大規模改修については若干今までより枠が狭いというふうなことで、もう少し財源や補助金が潤沢に出るときに改修をということで、順次計画をしてまいりたいと。  そういうものの、経年劣化はどんどん進んでまいりますし、私ども先ほど答弁させていただきましたとおり、町内の学校園のあり方というものを検討してまいります。そういった中で必然的にこういった施設の優先の順位も定めていかなければならないのかなというふうに思っておりますので、そういった中でまた検討もさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ○宮東委員長  ほかに質問はありませんか。 ○池上委員  久保委員と考え方がちょっと違うんですわ、私はね。基金はためるためが目的じゃないんで、先ほど生涯学習センターの件でお尋ねしました、そこだけいいかちゅうことなんですよ。補助がない、なければ現金でその年のを払うか起債か基金か、3通りしかないわけですから、だけどほっとけばますますひどくなっていくということもあるし、いずれやらなきゃいかんとなったら、今の基金ゼロでもこれはやらなあかんいう、その配分の問題がありますから、その辺も含めて、本当に今回の生涯学習センターはその雨漏りだけでいいんか、ここの足場組んだらここもできるんじゃないかちゅう調査の上で、緊急性あるから今ふたせないかんちゅうのはわかりますけれど、もうちょっと専門家入れてここもやっといたら、同時にやったら済むよと、それは住民の安全ですから、そういう点で雨漏りだけでいいのかという、先ほど私、質問やったんで。財源の問題はどうせやらないかん、町民の金使わないかん、そうであれば、さきもって今度基金から5,000万円やったら、あと5,000万円積み立てればこれだけの安全が確保できますという観点でこの基金のことも考えないかんし、財政運営も考えないかん。  ただ私、ことし、来年度いっぱいで全体の計画を国の指示待って立ててる最中なんで、ここがどうのこうのは言いませんけど、例えば教育委員会として見たときに、ここもうちょっとこれもやっておいたほうがいいちゅうことがあれば、これはやったほうがいいと思うんです。その辺がなくて当面これでやるということなんで、それはそれでいいんですけど、そういう考え方でやっぱり基金のことも含めて計画を立てていただきたい、今年中に出すわけですから、その辺はよろしくお願いしたいと思います。 ○土井教育部長  図書館、公民館の改修につきましては、緊急やむを得ない部分について今回、屋根、もしくは高圧のそういう受電関係に係る修繕なりを実施をしてまいります。これはやはりどうしても耐用年という年数がございますので、一定の年数が来れば交換をしなければならない。例えば学校なんかでしたらキュービクルはもう20年余りで交換をしなければならないと、そういった部分はどうしてもこれ出てきます。  今回、実施します屋根の防水でございますが、今回の図書館、公民館につきましては陸屋根になっておりまして、たまたま足場がそんなに要らないというふうな状況でございます。雨漏りをするというふうなことで緊急性を要するものでございますので、ご承知のとおり今月に図書館20周年を迎えますので、そういった中でこれから営繕をしなければならない箇所が出てきますが、それは総合的に大規模改修など今後、将来において必要な部分を改修するという計画を立ててまいらなければならないというふうに思っております。今回は先ほど申しましたように緊急を要する部分について、そういった財源を使わせていただいて修繕をするということでご理解をいただきたいというふうに思います。 ○宮東委員長  ほかありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、教育委員会教育振興課の関係部分についての質疑は終結をいたします。  担当職員の入れかえをお願いし、ただいまより13時まで休憩をいたします。                午前11時47分 休憩                午後 1時00分 再開 ○宮東委員長  それでは、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、教育委員会学校教育課の関係部分についての説明を求めます。 ○石上学校教育課長  それでは、平成28年度当初予算の学校教育課に係ります歳出部分につきまして事業費の説明をさせていただきます。  お手元の資料の178、179ページをお開きください。説明欄の事業費別にご説明申し上げます。まず、児童生徒身体検査費2,164万6,000円でございます。内容としましては、幼稚園、小学校、中学校の園児、児童生徒の学校園における健康管理を行うため、各校園に医師、薬剤師を配置しまして、春の健康診断を初め、年間を通じて児童生徒の健康管理に係る事業を実施してまいります。  続きまして、180ページ、181ページをお開きください。学校教育課の事務局事務費297万1,000円でございます。主なものにつきましては、1節報酬91万6,000円で、修学旅行や出張等がある際に養護教諭の代替要員を派遣する経費でございます。9節旅費の普通旅費53万7,000円につきましては、県庁、県の教育委員会等への出張旅費でございます。  続きまして、182、183ページをお開きください。説明欄真ん中にあります国際交流事業費262万1,000円でございます。内容につきましては、中学校2年生を対象に9名の生徒と引率の教員2名を姉妹都市のバララットに派遣するものでございます。主なものは19節負担金、補助及び交付金と同額で、中学生姉妹都市交流事業補助金180万円でございます。中学生9人分、1人当たり20万円の補助となっております。  続きまして、情報教育推進環境整備事業費1億1,758万2,000円でございます。事業内容としましては、学校現場での情報教育の推進や情報セキュリティーに係る経費でございます。次に、184、185ページをお開きください。主なものとしては、12節役務費、通信運搬費662万円でございます。各小・中学校と教育委員会を結ぶ教育ネットワークの通信料でございます。13節委託料1,217万5,000円でございまして、この中の主なのは、教育委員会、各学校間のネットワーク管理と情報セキュリティーに係る保守委託経費で751万7,000円を計上しております。次に、18節備品購入費9,200万円でございます。今年度は平成21年度に整備した情報機器やシステムの老朽化に対応するため更新を実施するもので、主なものとしましては、情報セキュリティーシステムやファイルサーバー、教職員が校務で使用するパソコン等に係るハードウエア、並びにソフトウエアの更新を予定をしております。  続きまして、結核予防事業費18万2,000円でございます。内容につきましては、現在も国内外で完全に根絶できていない結核に対しまして、児童生徒の予防、健康等を検討する結核検討委員会に係る経費でございます。  続きまして、指導費1,355万8,000円で、主なものとしましては、1節報酬12万円、いじめ問題対策審議会を開催するにあたって、委員の年3回、5名分の報酬でございます。8節報償費675万9,000円のうち、説明欄3行下の学習サポーター謝金262万6,000円でございます。内容は、いなぼう学習タイムといたしまして、希望する小・中学校において学力に課題のある児童生徒を対象に放課後に学習サポーターを派遣して個別学習を実施し、基礎、基本の確実な定着を図るものでございます。その下、多文化共生サポーター謝金20万3,000円でございます。海外から本町の学校に転入してくる場合、当該児童生徒に対して言葉が通じないことから通訳等の支援が必要になり、通訳できるサポーターを派遣して支援するものでございます。新規の事業となっております。  続きまして、教職員福利厚生費169万4,000円でございます。主なものとしましては、13節委託料159万6,000円で、内容は、夏休み期間中に実施しております教職員の健康診断、その他、毎月電話相談による教職員のメンタルヘルス等もあわせて実施しております。次に、186、187ページをお開きください。このたび労働安全衛生法改正に伴い、教職員自身のストレスに気づきの機会の提供、またメンタルヘルス不調を未然に防止するため、公立学校共済組合から提供されるシステムによるストレスチェックを全教職員を対象に実施いたします。そのシステムの利用負担金として19節負担金、補助及び交付金において5万8,000円を計上しております。  続きまして、特別支援教育就学奨励費、学校教育分でございますが、198万8,000円でございまして、内容は、障がいのため特別な配慮を要する子どもの教育支援のあり方を審議する会に係る経費と、発達障害のある子どもたちの巡回相談への事業費でございます。内訳といたしましては、8節報償費143万4,000円のうち、1行下の教育支援委員報償金45万3,000円、教育支援委員会委員への報償金でございます。その1行下、相談員賃金98万1,000円につきましては、各幼・小・中学校園に巡回する相談員の謝金でございます。  続きまして、最下段の教育支援センター事務費1,575万1,000円でございます。内容は、教育支援センターの嘱託職員5人分、所長、コーディネーターの賃金を含む教育支援センターの管理経費でございます。  続きまして、188、189ページをお開きください。説明欄、わくわくスクールプラン推進事業費355万1,000円でございます。内容は、地域の特性を生かした特色ある教育活用や幼・小・中学校の連携に係る推進するための経費でございます。補助事業でございます。  続きまして、児童生徒安全対策費153万円でございます。内容としましては、児童生徒の通学時における通学班の旗、防犯ブザーや自転車通学における生徒のヘルメット、たすきなどの購入費でございます。  続きまして、学習到達度調査事業費98万1,000円でございまして、内容は、中学2年生を対象として国語、数学、英語及び生徒の生活実態調査、小学校におきましては5年生を対象として国語、算数及び児童の生活実態調査を実施し、その結果を分析をして児童生徒の学力向上に活かしておるものでございます。  続きまして、学校支援地域本部事業費195万8,000円でございます。内容は、地域コーディネーターを中心に、地域の学校支援ボランティアの協力のもと、学校園を支援する体制づくりを推進する事業でございます。平成27年度、今現在でございますが、延べ700名を超える方々に登録をしていただいております。今後とも学校のニーズの洗い出しとともにボランティア登録者が一人でも多く活動できる場を提供するよう、努力してまいります。また、8節報償費の3行目の学びのサポーター謝金30万円でございますが、これは国の地域未来塾の学習支援事業といたしまして、中学校の放課後や土曜日等に学習につまずきのある生徒を対象として、タブレットやパソコンなどを活用してオンライン学習に取り組むにあたって、学びのサポーターを派遣して学習支援を行うものでございます。  続きまして、190、191ページをお開きください。説明欄、最下段の小学校管理事務費、学校教育課分、6,735万5,000円でございます。主な内容は、1節報酬として学校図書館司書が配置されていない小学校4校に学校図書館支援員4人を配置して、小学校児童の読書活動の充実を図るものでございます。次に、192、193ページをお開きください。7節賃金6,105万7,000円でございます。2行下のスクールアシスタント賃金1,223万5,000円でございます。通常の学級に在籍する発達障害の児相に対する支援補助で、6人分を予算計上しております。すぐ1つ下、特別支援教育支援員賃金3,459万2,000円でございます。身辺処理の支援や危機認知困難な児童の安全確保と生活支援を目的として、16名を配置する予定としております。続きまして、18節備品購入費、1段下の施設備品費1,632万円でございます。町内小学校に電子黒板機能とデジタルテレビ、実物投映機等のセットを24セット、また、実物投映機とデジタルテレビ等を18セット、小学校の学力向上の取り組みの一環として整備するものでございます。続きまして、194、195ページをお開きください。19節負担金、補助及び交付金、小学校体験活動事業費833万1,000円でございます。県下全小学校の5年生を対象に自然学校を実施しております。本町小学校は丹波少年自然の家、南但馬自然学校などを利用しております。また、小学校3年生を対象とした環境体験事業も実施しており、これらを合わせた事業費となっております。  続きまして、体育・文化振興費、学校教育課分、58万3,000円でございます。主な内容は、小学校の合同図工展や小学校の連合音楽会等に係る消耗品、楽器運搬費、移送費の経費でございます。  続きまして、196、197ページをお開きください。教育情報化推進事業費3,775万7,000円でございます。主なものとしましては、14節使用料及び賃借料572万円でございます。パソコン教室のサーバーリース料と新年度新たにグループ学習の場において電子黒板とともに授業で活用できるようタブレット端末約80台を導入するものでございます。18節備品購入費3,203万7,000円でございます。今年度、電子黒板と実物投映機を各校普通教室の約半分に設置しておりますので、残りの普通教室並びに一部の特別教室に新年度、約58台追加設置するものでございます。  続きまして、説明欄、最下段、中学校管理事務費4,683万4,000円でございます。主な内容は、スクールアシスタントや特別支援教育支援員賃金と、先ほどもご説明申し上げました教育情報化推進事業費などでございます。1段下、1節報酬、嘱託職員報酬111万円で、学校図書館支援員1名分の報酬でございます。続きまして、198、199ページお開きください。7節賃金4,303万3,000円でございます。1行下、特別支援教育支援員賃金1,081万1,000円で、5人分の経費でございます。1行下、外国人英語指導助手賃金1,138万3,000円でございまして、姉妹都市のバララット市から2名の講師を招聘し、3中学校にALTとして派遣しております。続きまして、下から2段目、教材用消耗品等整備費、学校教育課分でございます、190万円でございます。各中学校の学校図書館の図書購入に係る経費でございます。  続きまして、最下段の中学校体験活動事業費で、19節負担金、補助及び交付金、中学校体験活動事業費221万3,000円でございます。中学校1年生を対象にハチ高原で2泊3日のスキー教室を実施するにあたり、バス代及び通行料等の補助を行う町単独事業の経費でございます。  続きまして、200、201ページをお開きください。体育・文化振興費、学校教育課分、224万円でございます。内容としましては、中学校の体育の授業で使う体育副読本の購入、吹奏楽の大会やコンクールの参加に伴う楽器の運搬費、また、スポーツ障害や熱中症の予防等を狙いとしたスポーツドクターの派遣、運動部活動の地区大会への看護師派遣の補助金として計上しております。  続きまして、最下段、トライやるウイーク事業費、13節委託料、トライやるウイーク実施委託料230万円でございます。中学校2年生を対象に実施しておる事業でございます。  続きまして、202、203ページをお願いいたします。教育情報化推進事業費855万5,000円でございます。主なものとしましては、18節備品購入費829万5,000円でございます。今年度、電子黒板と実物投映機を各校普通教室全教室に設置しておりますので、残りの一部特別教室に新年度、約22台追加設置するものでございます。  続きまして、204、205ページをお開きください。7節賃金4,019万1,000円でございます。1行下の園長賃金911万1,000円でございまして、臨時の園長3名分でございます。1行下、臨時教諭賃金3,108万円でございまして、臨時教諭4人分、特別支援教育支援員9人分、臨時養護教諭4人分の合計20人分を見込んだ予算計上となっております。  少し説明が抜けておる箇所がございますので、191ページ、上の段の学習支援事業費、学校教育課のところをご覧ください。これにつきましては、108万9,000円の事業費でございます。各中学校においてオンライン学習を実施するにあたりまして、そのソフトウエア使用料としまして各学校36万2,800円の3校分を実施する予定にしております。各生徒にID及びパスワードを付与いたしまして、練習問題等をダウンロードして画面上で学習できるものでございます。また、高校の全国の入試問題等の過去の問題等もダウンロードすることができまして、家庭学習で活用する事業でございます。学校においても活用できるものでございます。対象につきましては、3中学校の全生徒を対象といたしまして実施するものでございます。特に家庭のインターネットの環境のない子どもたちについては、学びのサポーターを学校に派遣して学習支援に取り組む予定にしております。  以上で学校教育課に係る事業の説明を終わらせていただきます。 ○宮東委員長  課長、この199ページの7節賃金のところ、上から2段目なんですけど、特別支援教育支援員賃金1,081万1,000円っておっしゃったんですけど、これは書いてある1,081万円で正しいですね。 ○石上学校教育課長  はい、訂正いたします。1,081万円です。 ○宮東委員長  はい。  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○加藤副委員長  185ページの学習サポーター謝金の部分と、189ページの学びのサポーターですか、同じような名前がついてる分が2つあるんですけれども、事業が違うので内容は違うのはわかってるんですが、どういう資格的なもの、大学生でもいいとか、教職の免許が要るとか、その辺のルールみたいなのがおのおのあるのかどうかというのと。  あと、189ページの学習到達度調査は、中学校は平成18年で小学校は平成22年ぐらいからされていると思うんですけれども、少し向上に何かプラスになった部分があるのかどうかというのをお聞きしたいんですが。 ○石上学校教育課長  ただいまの質問にお答えいたします。  学習サポーター、それと学びのサポーターということで、この違いにつきまして若干の違いがございますけれども、派遣するサポーターにつきましては学生、あるいは教員免許状を有するもの、この2種類を大きく考えております。学生につきましての単価を少し安目にしております、1,500円という単価。それから教育免許状を有する者については1,800円という単価で派遣する予定にしておりまして、学習サポーターも学びのサポーターも同じ単価で実施をする予定にしております。  それから、学習到達度調査の件でございますが、小学校の5年生児童、全児童を対象に実施、それから中学校2年生、全生徒を対象に実施をしております。これにつきましては、先ほどもご説明を申し上げましたように、中学校については国、数、英、英語が加わっております。これについて、各学校のほうで4月に実施いたしましたものを分析を十分いたしまして、各学校の学力の課題はどこにあるのかということを学校ごとで分析をして実施をしているところでございます。それを活かして学習に、指導に活かしておるところであります。学校によりましては小規模校では全児童を対象に実施しているところもございますし、あるいは5年生のみならず4年生まで下げて実施して、より効果を上げていこうという学校もございまして、そういった積極的に取り組む学校については学力がやはり伸び率が非常に高いという結果になっております。  以上でございます。  それと、学習サポーターと学びサポーターの違いについてご説明申し上げます。学習サポーターにつきましては、これは県の事業でも実施しておるんですけれども、放課後に学習のサポーター、いわゆる個別指導をする者を派遣をいたしまして、放課後の学習に取り組んでおるということでございます。今現在は小・中学校9校中7校での実施をしているところでございます。町内で約100名近くの子どもたち、それから学習サポーターは21名を派遣をして、それぞれの学校で実施をしております。  学びのサポーターにつきましては新規の事業ということで、放課後、あるいは土曜日などを利用いたしましてオンライン学習で家庭で十分ネットの環境がない家庭、あるいは学習につまずきのある生徒、こういった子どもたちを対象といたしまして専門の学びのサポーターを派遣してタブレット、あるいはパソコンでの使い方、オンライン学習への支援を行い、学習の支援を進めていくという事業でございます。  概要につきましては以上です。 ○加藤副委員長  ちょっと復習させてもらいますね。学習サポーターに関しては、お勉強についていけないとかっていう子どもに対してサポーターがついてお勉強を教えるというかフォローする、もう一つの学びのサポーターに関しては、タブレットを使ってお勉強をするのにフォローをしていくという方というふうな認識でよろしいんでしょうか。 ○石上学校教育課長  ただいまおっしゃっていただいた形で、タブレットを使用して、あるいはパソコンを使用してのオンライン学習への支援、これを中心に学びのサポーターを派遣する予定でございます。  学習サポーターは通常行っている放課後の個別学習の支援ということでございます。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○福井委員  このようにたくさんの高額な税金を投入して子どもたちの学びの後押しができるように頑張ってくださって、たくさん何台も配置してくださることは大切な、これからの子どもたちを育てていくにはとっても大切なことだと思うんですが、先生方によってやはり得意な先生、ちょっと不得意な先生がいらっしゃるわけですけども、もちろんここにも予算の概要の54ページの教育情報化推進事業の中にも、先生ももちろん研修や研究ということがあるんですが、どだい、ちょっと先生方にも苦手やなという方もいらっしゃるかと思うんですが、その解消をどのようにされていこう、今年度どのようにより進めていかれようとしているのか伺いたいのと。  これが、この概要の52ページの学習到達度調査、これにどのように反映されていくのかというのを私は見させていただきたいなと思うわけなんですが、いかがでしょうか。やはり中には先生よりも生徒のほうが数段進んでるというふうな、得意分野というふうな生徒もいらっしゃるわけですけども、どのようにそれをしていこうとされているのか、より魅力的な学習ということをどのように進めていかれようとなさっているのかお伺いします。 ○石上学校教育課長  教員によりましても得意、不得意があってということでございますけれども、実際のところ、学校によってはもうどの若い先生も年配の先生方も積極的に使って、そういう雰囲気で取り組んでいただいている学校もありますし、不得意な先生につきましては、やはり若い教員から学んでいくことによって使い方について学習していくということでございますが。  本町の教育委員会として考えておりますのは、まず、来年度、町の教育委員会の研究指定といたしまして、ICTを活用した授業づくり推進校、これを指定する予定にしております。特に活用が進んでる小学校に受けていただいて進めていく予定です。県のほうには加配の教員を追加をして、このICTの活用の授業づくりをさらに推進できるように要望しているところでございます。  そして、公開の授業をその学校にはしていただいて、ICTの活用の授業はどのように進めたら効果的なのかいうあたりを町内の先生方に見ていただいたりとか、あるいは年度末には実践事例集、写真入りで具体的にこんな活用ができるよというような事例集を作成する予定にしております。  もう一つは、教員の研修を充実させる必要があるということから、電子黒板、それからタブレット端末、実物投映機、こういったものの効果的な活用方法につきまして、教職員対象の研修を開催する予定にしております。特に8月の導入に向けまして、長期休業中を利用して順次、この研修会を組みまして、先生方に来ていただきながら実際に機械をさわっていただいて、効果的な活用についての研修をより深めていって、2学期からさらに活用を進めていく計画を立てておるところでございます。  以上です。  もう1点、学習到達度調査へいかに効果的に進めていくかということでございますが、このICTの活用について特に文部科学省が求めているところは、やはり授業が楽しくなる、それからわかりやすい授業になっていくということを大きな効果として狙っております。特に即点数に結びつくということではないのですが、本当に授業が楽しくなって集中してよくわかるようになることによって自然と学力が伸びてくるということでございます。  特にアンケートをこのたびとったわけですけれども、子どもたちのアンケートの中で電子黒板を使うことで授業が楽しくなるということで、楽しくなった、どちらかといえば楽しくなったという合計が84%を超えておるという事実がわかりました。それから、電子黒板を使うことで授業がよくわかるようになったというのも合計すれば83%を超えるというようなことでございます。実物投映機で友達の作品とかノートとかを投映しながら授業を進めておるのですけれども、それが学習のヒントになったという子どもたちが86%を超えるというようなことで、非常に有効に活用できてるかなというふうに思っております。これが学力に直結はしないですけども、それを続けることによりまして学習の定着が図れるのではないかということでございます。したがいまして、学習到達度調査のすぐそこの得点に結びついてくるということではなくて、継続することによってそういった効果があらわれてくるという認識でおります。  以上です。 ○福井委員  ありがとうございます。  やはり子どもたちは何も福井県のように体力も学力も1位、1番、2番を争ってるということはとってもすごいことやなと思うんですね。そのノウハウを本町にも取り入れていけば、きっと子どもたちの能力なんてそう福井県だって猪名川町だってそう変わるもんではないと思いますね。継続して、毎日毎日読書を続けていくとか、マラソンを続けていくとか、ちょっと走りを続けていくとか、体を動かすことがやはり学力にも及びますし、やはりタブレットだけではなくて、全て総合的に学習が向上するようにしていっていただきたいですし、きっとこのタブレットというのはこれだけ投資しても将来、猪名川町が世の中に巣立っていったときにきっと役に立ってくれるとこう思っておりますね、私なんかは、皆さんもそうと思いますけども。そういう意味で、今後いろんな面で子どもたちが成長していくことに頑張っていただきたいと思っております。苦手な先生方もきっとタブレットぐらいやったらおもしろくできると、パソコンはちょっとというてもタブレットはおもしろいですんで、ぜひとも苦手な先生方も、子どもたちよりももっと苦手な先生方、早くクリアしていただきたいなと思っております。お願いです。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○池上委員  まず、予算説明書に入る前に資料の分からちょっと1点だけお伺いしたいんです。3ページ目に、これ毎回資料の請求をしてるんですけど、適応指導の分ですとか不登校ですとか、これはもう数字だけで大体横ばいかないうのは見てとれるんですけど。1点、相談件数、ここにカウントされてますけれど、どういった項目、特徴的なものが上げられて、それで学校及び教育委員会としてどういう対応をしておられるんかなというところ、ちょっと1点、お伺いしたいと思います。  予算資料に入りまして、184、185ページで、昨年、違う今年度か、いじめ対策ということで法律もつくると、大変な状況になってきておりますが、その後も全国的に見るといじめによる自殺はおさまっていないような状況が見てとれます。猪名川町での施行後、何か特徴的な変化が見られたんか、その辺の状況についてお伺いしたいと思います。
     あと1点、これは予算の中には直接入っておりませんけれど、代表質問の中でちょっと取り上げさせていただきましたスマホ、ネットの利用についてですね、先般の代表質問では中学校生徒会、それから小学校子ども会、児童会を中心に検討していくというふうなお答えいただいているんですが、これかなり危機的な状況じゃないかと思うんですよ。一方でICT使うのは今の時代の流れで必要とは思うんですけれど、裏返すとそれに使ってる状況も見てとれますんで、1日4時間以上使う子ども、小学生は14%というもう危機的な状況じゃないかなと思う。その進め方、もう一歩ちょっと詳しくお答えいただけるんであればお願いしたいと思います。 ○石上学校教育課長  まず、相談の状況でございますけれども、現在まだ今年度終わっておりませんので、よくある項目についてご報告を申し上げます。  まず、やはり一番多いのは不登校の相談でございます。これはやっぱり保護者からの相談が非常に多うございます。それから、進路とか学習に対する相談について、そしていわゆる発達障害等でお困りの保護者からの相談が最近非常に増えてきておるところでございます。大きく、傾向としてはそういったところが多くございます。  それから、いじめ問題につきましてですが、法律が定められて、このたびいろんな条例のほうも定めて今年度スタートをしておるところでございますけれども、やはり町の教育委員会としましては、町教育委員会附属機関としていじめ問題に対する審議会を発足させて、これについて9月に協議をするという機会を持ちました。その中では法律で定める重大事態ですね、これについていわゆるいじめが原因と考えられて、それによって学校に行きづらくなる、不登校に陥るということで、年間30日を超えた場合に不登校のカウントになりますので、それにつきまして委員の方々とそれについての協議、事務局から報告させていただいて、それについて手だてを協議していくという会を開くことができました。  それから、特に学校につきましては、この法律に基づいて教育委員会からの指導もありまして、事務の対応の基本方針というのを本町も定めておりますし、各学校においても年度初めに対応方針のほうを定めているところでございます。それに基づいて、学校の中にはいじめの対応のチームがありまして、それを中心に取り組みを進めるということで、認知件数が非常に増えてきておるところでございまして、先生方のいじめに対する意識も高まっているところでございます。 ○中西教育長  それでは、3点目、スマホ、ネット利用のルールづくりにつきまして、少しご説明を申し上げたいと思います。  まず、兵庫県におきましては、ネットルールづくりの条例を策定するということで、それに基づいて全小学校に対しての補助金を出すというふうに聞いております。補助金のあるなしにかかわらず、猪名川町におきましては平成28年度、小学生のネット利用のルールづくりを各学校単位で行ってまいります。そのネットルールづくりにあたりましては、県警のサイバー犯罪対策課、あるいは町内の高校生でスマホのルールづくり、あるいはスマホの授業をしていただいておりますグループがございますので、そういった知見も生かしながらルールづくりを進めてまいりたいというのが1つであります。  もう一つは、従前から夏休みを利用しまして3中学校の生徒会交流会というのを実施しております。その中の新年度のテーマとしまして、ネット利用のルールづくりということをメインに上げて、各学校からいろんな意見を取り上げて中学校の生徒会の代表が集まり、そこで一定のルールづくりをして、そしてまた各学校に持ち帰って普及をさせるといったようなことを、小学校の児童会につきましてはオブザーバー的な参加ということになりますけども、そういった形でネット利用のルールづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。 ○池上委員  わかりました。1点だけ、もう一度お願いします。  最初の教育支援センター相談の中で不登校とかいろいろ上がってるわけなんですが、これの対応というのは、センターはもちろん大きな役割を担っているわけなんですが、学校との連携がどういうふうになってるのか、その点だけお願いします。 ○石上学校教育課長  保護者が支援センターで相談するにあたりましては、あくまでも守秘義務ということでございまして、誰にも漏らさないという信頼のもとに保護者が相談をしてきておるところでございます。したがいまして、直接相談の中身についてこちらの学校教育課のほうに常に連絡が入ってということはあんまりございませんで、本当に必要なときに子どもたちに影響するような大きな事案につきましてはお互いに連携を図りながら、それで学校のほうとも連携を図って実施を、対処につきまして協議をして進めることがございます。常日ごろはそういう守秘義務の中で進められているということをご承知おきください。  以上です。 ○池上委員  一人一人の個々の問題ではなくて、一定の傾向的なものとかセンターのほうで分類もできてるんじゃないかなと思うんですけれど、学校現場でこういった点に留意をして子どもの指導、教育にあたるべきというものがセンターで分析がされるものなのか、そういうふうに思っとんたんです。その教育センターとして積み上げてきたものと学校との連携ですね、こういう指導したほうがいいんですよみたいな、そういったのがとられてるのかどうか、それお聞きしたかったんですけど。 ○石上学校教育課長  教育支援センターにおきましては、電話相談並びに面接相談の実施をして、先ほど申し上げたようないじめとか不登校、発達障害にかかわる相談というような分類のほうはきっちりとしておりまして、その集計もなされて、その内容についてはこちらの学校教育課への報告、並びに県への報告もしておるところでございます。それを学校現場に直接こんな状況であるということを知らせてというような連携が十分図れてないところでございます。概要については、校園長会等でお話を申し上げたりとか、本町独自の不登校対策協議会というのがございますので、その場でその傾向について担当者等にご説明を申し上げながら学校との連携を図って活かしているところでございます。  以上です。 ○宮東委員長  大丈夫ですか。 ○中西教育長  ただいま教育支援センターと学校との連携につきまして、不十分な点があるというふうなご答弁を申し上げましたけれども、実際にやっておることとしましては、教育支援センターの相談員、あるいは適応指導教室の相談員、そして学校の教職員、そして学校に派遣しておりますスクールカウンセラー等、関係者の連絡会を定期的に持ちながら、あるいは随時必要に応じて持ちながら情報交換、情報の共有は行っておるところでございます。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○福井委員  187ページの一番上ですね、教職員健康診断からメンタルヘルスから、それからストレスチェックシステム利用、こういうの負担金を支払いしてるわけですけど、今現在、猪名川町の各先生方はどういうことで悩んでどういうことが一番お困りの要因になっているのかお伺いしたいです。 ○石上学校教育課長  教職員の学校での悩みというのは多様なところがございますけれども、特にやはり学級担任をしている者については学級経営ということで、子どもたちへの指導にあたってうまくいかなかったり、指導がなかなか通らないことによって悩んでしまったりとか、そういうケースがございます。それと、やはり最近は発達障害等にかかわりまして多動になったりとか、子どもたちがやはりコントロールできなくなって教室をちょっと抜け出すとかいうようなことで、なかなか指導が通らないケースがございます。それをどういうふうにしていったらいいのかいうあたりは先輩の教師に尋ねながら試行錯誤をして取り組みを進めているところでございますけれども、さらにクラスが思うようにいかなかった場合は、心理的に非常に追い込まれてしまうというところがございます。  それとともに、最近では保護者対応についてやはりかなり苦慮することがございます。保護者のいろんな要望につきまして適切に対応できなかったり、あるいは厳しくそのことについて子どもをしっかりと見てくれてるのかということに対しまして、若い担任が特に上手に対応できなかったりして悩んでしまうというようなところが多いのではないかというふうに思っております。  以上です。 ○福井委員  せっかく教職員、大学行って学んで教職員の資格を一生懸命取ってこられて、子どもたちのために役に立ちたいといって就職してこられて、それがそういうようないろんな悩みに直面するわけですけども、そういう先生方をお助けするという方向、例えばやめてしまわれたり、そういう事例があるのかないのか、わかりませんね、私たちは。実際にそういうことがあるのかないのか、あったとすればそういうやめさせないという方向でほかの先生方も一生懸命フォローしていくということが必要ではないかと思うんですが、実際にはどうなんでしょうかね。 ○石上学校教育課長  教員につきましては、特にこの阪神間では県下の中でもそういう対象の教員が多い地区でございます。その対応といたしまして、初任者が毎年本町でも10名弱採用していただいておるのですが、これにつきましてのやっぱり初任者のアンケートをしっかりととりまして、それぞれ悩んでいることはないのかいうあたり、しっかり睡眠とれてるのか、食事はしっかりとれてるかというようなアンケートを実施をいたしまして、それをもとに中身を確認して、どうしてもこれは支援が必要な教員がいるなということであれば、学校に赴いて指導主事のほうが相談を受けるというようなことも今年度はございました。ということで、早くそういったところを発見をいたしまして対応していくということ。  それと、学校のほうには管理職を中心にしっかりとそういう職員に目を向けていただいて、先生方との面談を繰り返す中で早目にそういったことが対応できるように強くお願いをしてこのメンタルヘルスに取り組んでいるところでございます。  概要は以上です。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。 ○山田委員  済みません。学びのサポーターとオンライン学習について、ちょっと確認をさせていただきたいんですが、もしかしてご説明いただいたかもしれないんですけれども、学びのサポーターは何人ぐらいを予定されておられるのかということをまず確認させてください。 ○石上学校教育課長  中学校に派遣ということでございますので、各学校2名ないし3名という計画を立てておりますけれども、ある学校は土曜日に卒業生の、大学生を活用してのことも考えている学校もございますので、そこにつきましてはその大学生の支援を受けている数、多くても六、七人はいると思いますので、そういった学校もございます。  以上です。 ○山田委員  済みません。オンライン学習で学びのサポーターが放課後ですとか土曜日とかにということでご説明いただいているんですが、このオンライン学習の環境が整ってない人は学びのサポーターに放課後教えてもらったりということでお聞きしているんですが、環境が整っていない人というのがどれぐらい想定されて、その学びのサポーターの数で足りるのかどうかということがお聞きしたいです。 ○石上学校教育課長  実際のところ、インターネットの環境があるないというところにつきまして、そしたらこちらのほうで資料ございますので、ご説明申し上げます。 ○乾学校教育課副主幹  先ほどのインターネット環境が整っていない率といいますか割合という質問にお答えさせていただきます。  正確の数字というところまではわかりませんけれども、本町につきましては過去に情報基盤整備事業ということで町内全域に株式会社ケイ・オプティコムの光ファイバーを引いてございます。万善以南につきましてはケイ・オプティコム以外のNTTであるとか他社がありますので正確な数字は把握できておりませんけれども、ケイ・オプティコムにつきましては大字ごとの現状の、今、最新ですと10月末にはなるんですけども、現状の加入状況の率については提示をいただいております。それを見ますと、万善以北につきましては大字ごとにばらつきはあるのですけれども、おおむね40%から60%の方がケイ・オプティコムのインターネットに加入されておられるということですので、その地域の方につきましては共聴組合という形もあるのはあるのですけれども、基本的にはその率につきましてはインターネットができる環境を何らかの形で持たれておられるという形は、そこまでの環境の情報につきましてはつかんでおる次第でございます。  以上です。 ○山田委員  整っていない子も放課後に使えるということですので、これでもって学力の向上とかが図れるということなんで期待をしております。  以上です。 ○宮東委員長  ほかに質問はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、教育委員会、学校教育課の関係部分についての質疑は終結をいたします。  以上で議案第4号のうち本委員会に付託されました部分の質疑は終結をいたします。  担当職員の入れかえをお願いし、ただいまより14時10分まで休憩をいたします。                午後 1時55分 休憩                午後 2時10分 再開 ○宮東委員長  それでは、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、議案第8号 平成28年度猪名川町農業共済特別会計予算を審査いたします。  説明を求めます。 ○藪内産業観光課長  失礼いたします。それでは、平成28年度農業共済特別会計予算に関する説明書に基づき説明をさせていただきます。  320、321ページをお開き願います。歳入でございます。1款農作物共済勘定収入でございます。1項1目の水稲共済掛金、本年度予算額15万5,000円、これは水稲引受面積190ヘクタール、農家戸数530戸に対します掛金でございます。  次に、2項1目水稲交付金5万2,000円につきましては、県連合会に支払う県連合会に支払う保険料と比べ国庫負担金が多くなるため、水稲交付金として収入するものでございます。  次の3項1目水稲保険金47万5,000円につきましては、水稲保険金として、引受面積190ヘクタールに対する共済保険金を連合会から受け取るもので、被害率1.6%に対します連合会負担分4分の1分を収入するものでございます。  次に、4項1目水稲連合会特別交付金9万3,000円につきましては、平成25年度から平成27年度、過去3年間の被害の少ない農家に支払う無事戻金の見積額の4分の1を連合会から収入するものでございます。  次に、5項1目繰越金、予算額1,214万1,000円につきましては、農作物共済に係る繰越金でございます。  続きまして、2款家畜共済勘定収入でございます。1項1目家畜共済掛金3万2,000円につきましては、家畜を飼育されている1農家、牛24頭分の掛金でございます。  次に、322、323ページをお願いいたします。3項1目死廃保険金、本年度予算額80万円、推定死廃事故保険金として1頭分100万円の80%を計上しております。  次に、4項1目繰越金73万8,000円につきましては、家畜共済にかかわります繰越金でございます。  続きまして、3款園芸施設共済勘定収入でございます。1項1目園芸施設共済掛金97万2,000円につきましては、27戸、56頭分の共済掛金でございます。  次に、2項1目園芸施設保険金675万円、これは県連合会から受け取ります園芸施設共済保険金、共済金の見込みとして現在750万円の90%を受け取るものでございます。  次に、3項1目園芸施設連合会特別交付金15万4,000円につきましては、県連合会から特別交付金として受け取るものでございます。平成25年度から平成27年度の無事戻し限度額46万7,980円から前年度分未処理分剰余金の2分の1を差し引いたものを受け取るものでございます。  次の4項1目繰越金185万1,000円につきましては、園芸施設共済の繰越金でございます。  次に、324、325ページをお願いいたします。4款畑作物共済勘定収入でございます。1項1目畑作物共済掛金57万1,000円につきましては、ソバの引き受け26ヘクタールに対します掛金でございます。  次の2項1目畑作物保険金112万円は県連合会から保険金でございます。支払共済金の見込額の90%を収入するものでございます。  少し飛びまして、5款業務勘定収入でございます。1項1目事務費賦課金62万7,000円につきましては、農家からの事務費賦課金でございます。水稲、家畜、園芸、ソバに対します賦課金でございます。  次の2項1目受取損害防止事業負担金26万5,000円につきましては、水稲共済損害防止事業補助金として県連合会から収入するものでございます。  次に、326、327ページをお願いいたします。3項1目一般会計繰入金1,240万7,000円、これにつきましては、人件費などを一般会計から繰り入れるものです。  5項2目の雑入、本年度予算額32万8,000円につきましては、説明欄にありますように県連合会事務委託金として建物共済の事務委託として30万円を受け取るものでございます。  その下、農業共済ネットワーク化情報システム助成金として県連合会から助成金2万7,000円を受け取るものでございます。  次に、328、329ページをお開きください。歳出でございます。1款農作物共済勘定支出でございます。2項1目水稲共済金190万3,000円、説明欄、水稲支払共済金として引受面積190ヘクタールのうち1.6%の通常被害率を見込んだものでございます。  次に、3項1目水稲無事戻金37万4,000円につきましては、水稲無事戻金支払い対象戸数65戸の農家に対します無事戻金として、過去3年間の掛金の2分の1から過去3年間の共済金、また過去2年間の無事戻金を引いたものでございます。  次に、5項1目農作物共済勘定予備費、本年度予算額1,063万9,000円につきましては、法定積立金と特別積立金を計上しております。  次に、330ページ、331ページをお願いいたします。2款家畜共済勘定支出でございます。1項1目家畜保険料5,000円につきましては、24頭分の保険料を県連合会に支払うものでございます。  次に、2項1目家畜技術料2万3,000円につきましては、家畜診療所に技術料として支払うものでございます。  次に、3項1目死廃共済金100万円、これは死廃事故共済金として年間100万円を見込んでございます。  次に、2目病傷共済金3万8,000円につきましては、家畜の病傷共済金として計上しております。  次に、5項1目家畜共済勘定予備費、本年度予算額50万4,000円は、家畜共済の法定積立金と特別積立金を計上してございます。  次に、332、333ページをお開き願います。3款園芸施設共済勘定支出でございます。1項1目園芸施設保険料87万6,000円につきましては、県連合会に支払います保険料27戸、56頭分でございます。  次に、2項1目園芸施設共済金750万円、これは、農家に被害がありました場合、損害額の80%、75万円の10頭分を見込んでございます。  次に、3項1目園芸施設無事戻金46万8,000円につきましては、園芸施設共済無事戻金として16戸の農家に対します支払いを予定しております。  次に、5項1目園芸施設共済勘定予備費、本年度予算額88万3,000円につきましては、園芸施設共済の法定積立金、特別積立金を計上してございます。  次に、4款畑作物共済勘定支出でございます。1項1目畑作物保険料44万5,000円、これにつきましては、ソバの引受面積26ヘクタール分の保険料を連合会に支払うものでございます。  次に、334、335ページをお開き願います。2項1目畑作物共済金124万5,000円につきましては、支払共済見込み額として計上いたしております。  次に、5項1目畑作物共済勘定予備費、本年度予算額3,000円、これは、畑作物共済勘定の予備費として上げております。  次に、5款業務勘定支出でございます。1項1目一般管理費、本年度予算額1,142万8,000円は、主に人件費、産業観光課職員1名分の人件費となってございます。  次に、336、337ページをお開き願います。説明欄、8節報償費57万6,000円につきましては、農会長及び農業共済連絡員の報償金として計上しております。14節使用料及び賃借料51万4,000円これは、システム集中化に伴います連合会等に支払うシステム料の借上料を計上してございます。19節負担金、補助及び交付金、3つ目の神戸地区農業共済事業研究協会負担金として5万9,000円を計上してございます。  次に、2項1目損害評価費でございます。本年度予算額149万6,000円、説明欄、1節報酬72万円につきましては、損害評価会委員9名分、1日8,000円、10日分を計上してございます。その下、8節報償費57万6,000円につきましては、地区の損害評価員謝金として32集落、1集落3名の96名分を計上してございます。  次に、338、339ページをお開き願います。2目損害防止費でございます。本年度予算額54万4,000円、説明欄、19節負担金、補助及び交付金、水稲病虫害防除事業助成金50万円につきましては、平成27年度実績でヘリ防除5,620.3アール、また共同防除965.7アール、それぞれ1アール当たり60円を助成するものでございます。  次に、3項1目支払事務費賦課金、予算額15万9,000円につきましては、連合会へ支払います支払事務費賦課金でございます。  以上、農業共済特別会計予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○宮東委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○肥爪委員  歳入のところで農作物共済勘定収入のとこですけれども、水稲共済掛金が前年より減額になってるとか、歳出のところでも水稲共済金が前年より減額になってるということで、これは面積が落ちたということですかね、どのぐらいになったんでしょう。 ○藪内産業観光課長  今の肥爪委員のご説明をさせていただきます。  ことしの、今さっき説明をさせていただきましたけども、190ヘクタールと申し上げましたけど、前年度が150ヘクタールという形の引き受けだったと思うんですけど……(「180」と呼ぶ者あり)あ、180ヘクタールか。184.49ヘクタールでございます。そういう形でちょっと面積的なもんが減ってるいうことで下がったということでございます。 ○肥爪委員  さっき説明の中では190ヘクタール言われましたね、今年度の、今年度いうか新年度ですね。 ○藪内産業観光課長  見込みがですね、はい。 ○肥爪委員  それで前年は184.49ですか。 ○橋本地域振興部長  今の説明の減額の要因いうのんが、基準共済掛金率いうのがあります、率いうのがね、その中、去年までは0.429%でありましたんが、平成28年度は0.262%というふうに率が1つ下がります、それが1つ、1点目の要因です。それと、単位当たり共済金額いうて1キログラム当たりの金額ですが、去年まで191円でしてんけれど、平成28年度は187円に下がると、マイナスマイナスという要因が重なって、面積はほぼ変わりませんけれど、そういったほかの要因によって共済金額自体が変わるといったとこでございます。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、議案第8号の質疑は終結をいたします。
     担当職員の入れかえをお願いいたします。  次に、議案第9号 平成28年度猪名川町奨学金特別会計予算を審査いたします。  説明を求めます。 ○曽野教育振興課長  失礼します。それでは、奨学金特別会計についてご説明をさせていただきます。  説明書のほう、ページのほうですけども360、361ページをお開きを願いたいと思います。まず、歳入の関係でございます。  1款1項1目利子及び配当金で本年度予算額50万円でございます。これにつきましては、奨学金に係る利子を計上しているものでございます。  続きまして、2款1項1目奨学金寄附金でございますけども、これは奨学基金への寄附ということで科目設置をしているものでございます。  3款1項1目繰越金につきましても、同様に科目設置をしているものでございます。  4款2項1目貸付金元金収入、予算額300万円でございますけども、これは償還計画によります返済見込額として300万円を計上しているものでございます。  5款1項1目奨学基金繰入金615万9,000円につきましては、奨学基金からの繰入金でございます。  次のページ、362、363ページをお願いします。ここは歳出の関係でございます。  1款1項1目事業費、本年度予算額966万1,000円でございます。説明欄にございます、21節の貸付金966万円で、内訳としましては、大学生の奨学金貸付金312万円、これは国公立、私立合わせて9件を見込んでいるものでございます。次の入学貸付金190万円につきましては、私立高校、公立高校ともに2件ずつ、大学等につきましても国公立、私立2件ずつをそれぞれ見込んでいるものでございます。その下の留学生奨学金貸付金につきましては、1件分ということで50万円を計上しているものでございます。その下、高校生への奨学金貸付金414万円につきましては、公立5件、私立9件の合計14件を見込んだ予算としているものでございます。次に、25節の積立金1,000円につきましては、科目設置をしているものでございます。  以上、簡単ですけど説明とさせていただきます。 ○宮東委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○阪本委員  前回、補正予算のときに福井議員がおっしゃっておられたと思うんですけれども、利用をされる方がすごく少ないということで、私も子どもが3人大学生だったときがあって、一応、町の奨学金というのもめくってみたんですけれども、利率とかそういうのを一度ちょっとお尋ねしたいんですけれども、借りにくい何かがあるのかなと思うんですが。 ○井ノ上教育振興課主幹  まず、利率のほうなんですけど、取っておりません、ゼロです。  借りにくいところについては、補正予算の答弁でもさせていただいたとおり、来年度、制度についてもう一回検討する中で調査して制度改正をしていきたいというふうに考えておるところです。今現在では借りにくいというところまでの調査研究までは進んでおらないところです。  以上です。 ○阪本委員  ありがとうございます。利率がゼロということならちょっと安心したんですけれども。大体利息がすごくつくということで、お返しするときに大変やからというのがあって私も国の奨学金とかなるべく利息の少ないところを選んで借りたんですが、町の利率がゼロだったというのはちょっと知りませんでしたので、ぜひもっと皆さんにたくさんお知らせいただきたいと思います。  以上です。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、議案第9号の質疑は終結をいたします。  担当職員の入れかえをお願いします。  次に、議案第19号 猪名川町行政不服審査会条例の制定についてを審査いたします。  説明を求めます。 ○岩谷総務課長  失礼いたします。それでは、議案第19号 猪名川町行政不服審査会条例の制定についてご説明を申し上げます。  提案理由につきましては説明は省略させていただきまして、内容についてのみご説明を申し上げます。  それでは最初に、今回、条例を提案させていただくに至りました国の法律制定の経緯、背景等についてご説明をさせていただきます。  行政不服審査法は、昭和37年の制定以来、実質的な改正がなされていませんでした。そこで今回、時代に即した見直しが必要であるとして国民の公正性、利便性の向上等の観点から、次の改正がなされたものでございます。  まず、公正性の向上のため、1つ目が審理員制度の導入、2つ目が第三者機関への諮問手続の導入、3つ目が審理手続における審査請求人等の権利拡充となってございます。  次に、利便性の向上、使いやすさの向上といたしまして、1つ目が不服申し立て制度の一元化、2つ目が標準審理期間の設定、3つ目が審査請求期間の延長がなされております。  このため、地方公共団体において新制度の運用に向け体制整備等を行う必要があり、本条例制定を行うものでございます。  次に、条例(案)の内容についてご説明を申し上げます。  議案書の1ページをお開き願います。第1条では、設置といたしまして行政不服審査法に基づき審査会を設置する旨を規定してございます。  第2条は、所掌事務を、第3条につきましては委員定数を5名以内としてございます。  所掌事務といたしましては、行政不服審査法に基づく諮問案件につきまして調査、審議し、答申を行っていただくものでございます。  次に、第4条では、委員の委嘱、任期、罷免について規定してございます。  第三者機関といたしましては、法令解釈等の妥当性を審議いただく委員でございますので、公正な判断や法令や行政にすぐれた識見を有する方へ委嘱を行うこととなります。  第6条では、会長の選任、職務、代理について規定いたしまして、第7条では、会の招集等について、第8条では、会の職務を総務課に所管する旨を規定してございます。(「庶務を」と呼ぶ者あり)あ、失礼しました、会の庶務を総務課にて所管する旨を規定してございます。  また、第9条では、会の運営等について必要な事項を規則、委任することとしてございます。  最後に施行期日でございますが、行政不服審査法の施行にあわせて平成28年4月1日としております。  また、本審査会の委員の報酬額を特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例に規定する改正を附則にて行い、会長及び委員の報酬は日額8,000円と規定させていただきます。  以上、ご説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○宮東委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山田委員  1ページの、町長が解任することができる内容の中、3つあると思うんですけれども、2番のその職に必要な適格性を欠くと認めるときとは、例えばどんなときがあり得るのかご説明ください。 ○岩谷総務課長  失礼いたします。こちらの内容につきましては、行政不服審査でございますので、例えばこの行政不服を申し立てた案件につきまして、例えば公平な立場に立って判断ができないような状況を確認した場合は、そういった場合は解任をすることがあるかもしれませんので、そのときの判断に基づきまして判定というか、状況を判断しまして確認をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ○山田委員  第4条のところで、条例または行政に関してすぐれた識見を有する者のうちから、町長が委嘱するということで書いてあるんですけれども、その後、適格性を欠くときというのは、公平に見れなくなってきた場合とかそういう場合が想定されるということでしょうか。 ○岩谷総務課長  失礼いたします。先ほどの山田議員の公平性ということなんですけれども、相談案件、行政不服ということですので、住民の方がその案件について、不服を申し立てる案件の内容について何か例えば公平に判断できない、個人的な自分の権利取得のために何か動かれたりしたような場合のことも想定されます。  以上でございます。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、議案第19号についての質疑を終結をいたします。  次に、議案第20号 猪名川町行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを審査いたします。  説明を求めます。 ○岩谷総務課長  それでは、議案第20号 猪名川町行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてご説明を申し上げます。  提案理由につきましては、行政不服審査法及び同法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が平成28年4月1日から施行されることに伴い、関係条例の整備を行うため本条例を制定するものでございます。  それでは、次に条例(案)の内容についてご説明を申し上げます。具体的な改正内容につきましては、新旧対照表においてご説明をさせていただきます。  議案書の9ページをお開き願います。猪名川町行政手続条例の一部を改正するものでございます。左の欄に改正条文、右の欄が現行条文でございます。法改正に伴い、「異議申立て」が「審査請求」に統一されたことから、同様の文言整理等を行うものでございます。  次に、10ページをお開き願います。猪名川町情報公開条例の一部を改正するものでございます。改正法では、条例に基づく処分については、条例で特別の定めをすれば審理員の審理や行政不服審査会への諮問、答申の手続を不要とすることができることとなってございます。本町では、情報公開条例において、以前から情報公開に対する不服申し立てがあった場合は、情報公開審査会へ諮問することとしてございますので、現行の情報公開審査会を活用する形で今回の法改正に対応するため、所要の改正を行うものでございます。  次に、12ページをお開き願います。こちらは、猪名川町個人情報保護条例の一部を改正するものでございます。個人情報保護条例につきましては、先ほどの情報公開条例と同様、不服申し立てに対応する個人情報保護審査会を設置してございますので、既存の個人情報保護審査会を活用する形で所要の改正を行うものでございます。  次に、14ページをお開き願います。こちらにつきましては、猪名川町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正を行うものでございます。第5条第2項中の「不服申立て」を「審査請求」の文言整理を行うものでございます。  次に、15ページをお開き願います。こちらは、職員の給与に関する条例の一部を改正するものでございます。第26条の3第2項中、法改正に伴う引用条項の変更でございます。  次に、16ページです、お開き願います。こちらは、固定資産評価審査委員会条例の一部を改正するものでございます。固定資産課税台帳に登録された価格に関する審査の申し出、及びその決定の手続において行政不服審査法の規定を準用していることから、所要の規定整備を行うものでございます。  次に、18ページをお開き願います。こちらは、猪名川町手数料条例の一部を改正するものでございます。行政不服審査法に基づく提出書類などの複写等にかかわる手数料、及びその免除について規定するものでございます。具体的には、第6条の2といたしまして、行政不服審査法に基づく手数料について、経済的困難等により納付が困難と認める場合におきましては減免、免除をすることができることとしてございます。また、19ページから21ページにわたり、別表3に手数料額を記載してございます。複写にかかわる実費相当額といたしまして、白黒コピーで10円、カラーコピーで40円を記載してございます。  次に、22ページをお開き願います。こちらは、猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正でございます。第26条中、「異議申立」を「審査請求」に改めるものでございます。  以上、ご説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○宮東委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、議案第20号についての質疑は終結をいたします。  次に、議案第21号 職員の退職管理に関する条例の制定についてを審査いたします。  説明を求めます。 ○岩谷総務課長  それでは、議案第21号 職員の退職管理に関する条例の制定についてご説明を申し上げます。  提案理由につきましては、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が平成28年4月1日より施行され、地方公務員法に退職管理の適正化が規定され、これに基づき本町におきましても退職管理に関して本条例を制定するものでございます。  それでは、次に、条例(案)の内容についてご説明を申し上げます。  議案書の1ページをお開き願います。第1条では、趣旨といたしまして、地方公務員に基づく条例である旨を規定してございます。  第2条では、再就職者による依頼等の規制といたしまして、営利企業等に再就職した元職員のうち国の幹部、国の部長、課長級に相当する職についていた職員に対し、離職前5年間に在職していた職務に関して契約事務等について離職後2年間、現職員への職務上の行為をするように要求、または依頼することを規制してございます。  第3条では、任命権者への届け出として、管理または監督の地位にあった職員は離職後2年間、営利企業等の地位についた場合は、そのことを届け出なければならないこととなっております。  条例の施行日は平成28年4月1日としております。  以上、ご説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○宮東委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、議案第21号についての質疑は終結いたします。  次に、議案第25号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを審査いたします。  説明を求めます。 ○岩谷総務課長  それでは、議案第25号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。  提案理由につきましては、成年被後見人の選挙権の回復等のための公職選挙法等の一部を改正する法律の施行に伴い、指定病院等における不在者投票の外部立会人の報酬額を定めるため、本条例の一部を改正するものでございます。  それでは、次に、条例(案)の内容についてご説明を申し上げます。  議案書の1ページをお開き願います。別表2、不在者投票外部立会人の報酬、1日当たり1万700円を規定するものでございます。外部立会人の方には、不在者投票施設として指定しております町内7施設において、施設より要請がありましたら不在者投票に立ち合っていただくこととなります。施設規模、投票者数により立ち会い時間が異なるものですので、1日に満たない場合につきましては、立ち会い時間に応じた報酬をお支払いする予定でございます。  なお、条例の施行日は平成28年4月1日としております。  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○宮東委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○池上委員  以前は不在者投票、期日前という呼び名なくて不在者投票1本で、その後、期日前に変わって、ここでまた不在者って出てくるんですけど、この新たなところの期日前と不在者投票、どう違うんですかね。 ○岩谷総務課長  失礼いたします。池上議員のご質問にお答えいたします。
     期日前投票から今、不在者投票に変わられたというふうにおっしゃっておられる件につきましてですが、今も現在、病院等につきましては不在者投票というのができるようになってございます。  以上でございます。 ○池上委員  わかりました。 ○宮東委員長  ほかにありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  それでは、議案第25号についての質疑は終結をいたします。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、これにご異議はございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮東委員長  異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて閉会することに決しました。  次の委員会は、3月9日午前10時から再開をいたします。  本日はこれで閉会いたします。                午後 2時49分 閉会  本委員会会議録として署名する。                       平成28年3月8日                 猪名川町議会                  総務文教常任委員長  宮 東 豊 一...